イマドン 3rdワンマンライブ 「夏休みの思い出」
2026.08.22 SAT / SHIBUYA gee-ge.
イマドン 3rdワンマンライブ「夏休みの思い出」
2026年8月22日、渋谷gee-ge.にて、 イマドン 3rdワンマンライブ 「夏休みの思い出」を開催しました。
100人動員を目標に掲げて始まった今回のワンマン。 ただ、そこまでの道のりは決して綺麗なものではありませんでした。
チケットがなかなか動かない。 何十人、何百人と連絡しても予定が合わない。 出演者の変更、演出の組み直し、 リハーサル、配信準備。
本番が近づくにつれて楽しみだけではなく、 焦り、不安、悔しさもかなり大きくなっていきました。
そして迎えた8月22日。
当日の東京は、まさかの激しい雷雨。
「そもそも今日、ちゃんとライブできるのか?」 と本気で心配になるような天候の中で、 「夏休みの思い出」は幕を開けました。
当日の渋谷gee-ge.入口前。
🌻 「夏休みの思い出」というライブ
今回のタイトルは「夏休みの思い出」。
夏休みって、子どもの頃はあれだけ長く感じたのに、 大人になると気付けば一瞬で過ぎていきます。
楽しかったことも、 嫌だったことも、 友達と過ごした日も、 一人で過ごした日も。
何年か経って振り返ると全部まとめて 「あの夏の思い出」になっていたりします。
今回は曲をただ並べるだけではなく、 客席にもそれぞれの「夏休み」を思い出してもらいながら、 僕自身の過去・現在・これからを一緒に辿っていくライブにしました。
🎼 SET LIST
🎬 開場前
本番直前。 ステージに立つメンバーで円陣を組みました。
開場前、出演メンバーで円陣。
🎸 ライブを振り返る
コドモナガラノ(2026ver)
1曲目は「コドモナガラノ(2026ver)」。
「夏休みの思い出」というタイトルのライブを始める曲として、 今回どうしても最初に置きたかった曲でした。
子どもの頃に見ていたもの。 あの頃考えていたこと。 大人になって変わったこと。 それでも変わっていないもの。
ここから約2時間、 過去と現在を行き来するようなライブが始まります。
Awake!
2曲目は「Awake!」。
1曲目から一転し、 現在のイマドンらしいポップロックへ。
「目を覚ませ」というタイトル通り、 ライブそのもののスイッチを入れるような位置に置きました。
Rising sun
序盤3曲目は「Rising sun」。
何度沈んでも、また昇る。
僕自身が活動を続ける中でも、 何度も歌ってきた曲です。
その後のMCでは、 今回のテーマに合わせて 「夏休みの思い出」の話へ。
客席にもそれぞれの夏を思い出してもらいながら、 ライブは次のブロックへ進んでいきました。
Set Me Right
「Set Me Right」からは、 少しずつ人間の内側にある感情へ。
正しい方向へ戻りたい。 だけど、何が正しいのか分からない。
そんな揺れも含めて歌いました。
「夏休みの思い出」ライブ中の一枚。
不死鳥
続く「不死鳥」は、 イマドン自身の死生観を描いた曲。この曲を作った当時は高校1年生でした。
今回のワンマン準備期間そのものを考えると、 自分自身にもかなり重なる一曲でした。
ささくれ
大きな傷ではないけれど、 ずっと引っかかっている小さな痛み。
ライブ中盤へ向かう中で、 「ささくれ」は少し温度を落とし、 日常の中に残る感情へフォーカスする役割を担いました。
山
「山」は、その名の通り、 目の前にある大きな壁を越えていくような曲。
100人という目標を掲げた今回。
結果だけ見れば、 その山を越えることはできませんでした。
でも、この数ヶ月で実際に山を登ってみたからこそ、 今の自分がどこにいるのかは、 以前より遥かにはっきり見えるようになりました。
のらりくらり(feat.じゅり)
ここでじゅりを迎え、 「のらりくらり」を披露。
一人で作る音楽から、 誰かと声を重ねる音楽へ。
今回のワンマンは、 本当に多くの人に力を借りながら作ったライブでもあります。
ゲストとの共演も、 この日の大切な景色の一つになりました。
シャドウミラー
8月14日にリリースしたばかりの新曲 「シャドウミラー」。
「一人でいたい」と思うのに、 本当は誰かに愛されたい。
誰かに認めてほしいのに、 人の評価で自分の価値を決めたくない。
今回の集客期間は、 再生数やフォロワー数以上に 「自分の音楽に対して実際に人が動いてくれるか」 という現実を真正面から見る期間でもありました。
だからこそ、 この日の「シャドウミラー」は、 制作した時とはまた違った意味を持つ曲になったと思います。
COCOA(with ALUTO & Lovely)
ここからALUTO、Lovelyが加わり、 「COCOA」へ。
一人で歌うイマドンとは違う、 複数人だからこそ作れるステージ。
今回はライブ本番だけではなく、 集客期間から一緒に声掛けをしてくれた二人でもあります。
そういう背景も含めて、 この3人でステージに立てたことには 大きな意味がありました。
Set me freeee!(with ALUTO & Lovely)
続けて「Set me freeee!」。
タイトル通り、 縛られているものから 一度全部自由になるような曲。
中盤から終盤へ向けて、 ライブのギアを再び上げていきました。
ストリートストーリー(feat.慎琴 準大)
慎琴 準大を迎えての 「ストリートストーリー」。
自分一人の人生だけではなく、 人には人のストーリーがある。
同じ街にいても、 同じライブハウスにいても、 ここまで歩いてきた道は全員違います。
「夏休みの思い出」というテーマの中で、 それぞれの人生が一瞬だけ同じ場所で交差するような曲になりました。
Day by day
本編終盤、「Day by day」。
結局、大きな夢も、 毎日の一日一日の積み重ねでしか近付いていけません。
今回のライブも同じでした。
何百件もの連絡も、 一件ずつ送るしかない。
一枚のチケットも、 一人ずつ届けるしかない。
本編後半へ。
🎁 13.5曲目? プレゼント企画
ライブ中には、 来場者のチケット番号を使った プレゼント企画も実施しました。
DON.グッズを景品として用意し、 「歌を聴く」以外にも この日自体を持ち帰ってもらえるような時間を作りました。
ブルージーンズ(feat.Lovely)
Lovelyを迎えて「ブルージーンズ」。
今回のライブでは、 一人で完結するのではなく、 人との声、人との関係まで含めたステージを大切にしました。
人生の唄
本編最後は「人生の唄」。
当初のセットリストから変更を重ね、 最後にこの曲を本編へ入れました。
成功した時だけが人生ではありません。
思い通りにいかなかった日も、 売れなくて落ち込んだ日も、 誰かの一言に救われた日も、 全部込みで自分の人生です。
そんな今回のワンマンを締めるには、 この曲が一番ふさわしかったと思っています。
本編終了後、アンコールへ。
出演してくれたメンバーからの言葉、 そしてステージ上から、 今後の展望を少し話しました。
今回できなかったことを、 「できなかった」で終わらせるのではなく、 次のライブへ持っていく。
MY PRIDE 〜15年の記憶〜
最後に歌ったのは 「MY PRIDE 〜15年の記憶〜」。
子どもの頃から音楽を始め、 曲を作り続け、 上手くいった時も、 全然上手くいかなかった時もありました。
それでも音楽をやめずにここまで来た。
「コドモナガラノ」から始まり、 最後に「MY PRIDE」を歌う。
今回の「夏休みの思い出」は、 過去を懐かしむだけのライブではなく、 過去を全部抱えたまま、 次へ進むためのライブでもありました。
ライブ終盤。
🎫 最終結果|44枚のチケット
ここからは、 少し赤裸々に数字の話をします。
今回の目標は 100人動員でした。
結果として、 100人には届きませんでした。
ただ、 最終的なチケット数は次のようになりました。
| 区分 | 枚数 | 売上 |
|---|---|---|
| 現地・一般 | 23枚 | ¥69,000 |
| 現地・招待 | 3枚 | ¥0 |
| オンライン配信 | 18枚 | ¥36,000 |
| 合計 | 44枚 | ¥105,000 |
現地26枚のうち、 有料チケットは23枚。 招待が3枚。 そして配信が18枚。
配信チケットを途中から用意したことで、 遠方だったり、 仕事だったり、 当日どうしても現地に来られない人にも ライブを届けることができました。
📱 その44枚の裏で、288人に声を掛けました
最終結果だけを見ると「44枚」ですが、 そこへ辿り着くまでには、 本当に地道な集客がありました。
CRMに登録して実際に声を掛けた人数は、 288人。
つまり感覚としては、 「だいたい300人に一人ずつライブの案内をした」 ということになります。
声掛け先の内訳は、
| チャネル | 人数 |
|---|---|
| 154人 | |
| LINE | 77人 |
| X | 42人 |
| TikTok | 7人 |
| その他 | 8人 |
そして当然、 288人へ送れば 288人が来てくれるわけではありません。
「その日は仕事です」 「別の予定があります」 「予定がまだ分かりません」 「今回は行けません」 「既読のまま返信なし」 「そもそも未読」
本当にいろいろでした。
集計上では、 日程NGが119件、 未読が73件、 既読スルーが35件。
一方で「興味あり」という反応も23件あり、 予定未定の人も13件。
CRM上で最終的に 「購入済」まで進んだレコードは17件でした。
CRMは個別に声掛けした相手を管理するためのデータなので、 1人が複数枚購入したケース、 同行者分、 招待、 CRM外から購入してくれた方、 配信購入などを含む 最終的なチケット管理とは集計方法が異なります。 実際の最終チケット数は44枚です。
🔥 一番驚いたのは、本番直前でした
今回の販売履歴を振り返ってみると、 かなり象徴的な動きがあります。
本番前日の8月21日と、 当日の8月22日だけで動いたチケット数。
8月21日に7枚。
そしてライブ当日の8月22日に10枚。
合わせて17枚。
最終44枚のうち、 約4割が最後の2日間で動いたことになります。
数週間前は、 何十件送っても ほとんど数字が動かない日もありました。
「本当にこれ以上増えるのかな」 と何度も思いました。
それでも最後まで一人ずつ連絡して、 配信という選択肢も追加して、 出演者にも力を貸してもらって。
その積み重ねが 最後の最後で数字になったのだと思います。
💰 ちなみに、収支も黒字ではありません
せっかくなので、 ここも隠さず書いておきます。
チケット売上は 105,000円。
当日の物販売上が 1,000円。
一方、 会場費が 143,000円、 カメラマンへのギャラが 30,000円。
現時点で記録している収支では、 総収入106,000円に対して 総支出173,000円。
最終収支はマイナス67,000円。
100人目標にも届かなかった。
収支も黒字にはならなかった。
だから数字だけで言えば、 「大成功でした!」 とは言えません。
でも、だからこそ今回のライブには、 次へ繋げるための材料が山ほど残りました。
「100人」は、想像していたよりずっと遠かった
以前の記事にも書きましたが、 今回100人を目標にして、 一番大きく学んだことがあります。
ライブに来てくれる人がいることは違う。
曲を聴いてくれることと、
お金を払って会場まで来てくれることも違う。
本当にその通りでした。
ライブ直前に数百人へ声を掛ければ 100人集まる、 というほど簡単ではありません。
「この人のライブなら行きたい」 と思ってくれる人を、 普段から一人ずつ増やしていくこと。
曲を出して終わりではなく、 聴いてくれた人と関係を作っていくこと。
ライブのない時期から、 次のライブの土台を作っておくこと。
100人には届かなかったからこそ、 その重要性を身をもって学びました。
それでも、やってよかったです
6月頃、 僕は公式サイトに
でも8/22ワンマンは絶対やります。
という記事を書きました。
お金のこと。
集客のこと。
音楽を続けること。
全部かなりギリギリでした。
本番1週間前にも、 「このまま本番を迎えて本当に大丈夫なのかな」 と何度も考えていたことを書きました。
そして当日は雷雨。
リハーサルをしながら、 「今日、本当にライブできるよね?」 と別の意味でも不安になりました。
なので、 全部終わった瞬間に最初に来た感情は、 達成感よりも何よりも、
でした。
本当にホッとしました。
無事にステージに立てたこと。
来てくれた人がいたこと。
配信で見てくれた人がいたこと。
一緒にステージを作ってくれる仲間がいたこと。
目標に届かなかった悔しさは、 もちろんあります。
でも、 「44」という数字の向こうには、 44枚分の人の選択があります。
3000円を払って、 時間を空けて、 雷雨の中で渋谷まで来てくれた人。
現地には行けなくても、 2000円を払って 配信を買ってくれた人。
その一人ひとりの存在は、 目標の100という数字だけを見ていた時には 見落としそうになっていたものでもあります。
「夏休みの思い出」は、本番だけじゃなかった
本番1週間前の記事で、 こんなことを書きました。
誰かが買ってくれて喜んだ日も、
リハーサルで形になっていく瞬間も、
その全部込みで「夏休みの思い出」なんだと思う。
ライブが終わった今、 改めて本当にそうだったと思います。
288人に連絡したこと。
断られ続けたこと。
チケットが増えなくて焦ったこと。
出演者と話し合ったこと。
リハーサルしたこと。
新曲を作ったこと。
配信を用意したこと。
本番直前に一気にチケットが増えたこと。
当日に雷雨が来たこと。
それでも渋谷gee-ge.に 集まってくれたこと。
全部まとめて、 2026年の 「夏休みの思い出」になりました。
終演後、みんなで。
そして、次へ。
今回100人には届きませんでした。
でも、 ここで100人という目標自体を 諦めるつもりはありません。
今回見えた課題を、 次のライブではちゃんと改善していきます。
普段から音楽を届ける。
一人ひとりとの関係を作る。
ライブ直前だけではなく、 何ヶ月も前から動員の土台を作る。
そして、 「イマドンのライブだから行きたい」 と言ってくれる人を少しずつ増やしていく。
アリーナを満員にするという目標から考えれば、 44人も100人もまだ途中です。
でも、 今回の44枚を経験しなければ、 次の100枚にも辿り着けなかったと思っています。
8月22日はゴールではなく、 次の景色へ向かうための 大きな一日になりました。
「夏休みの思い出」に関わってくれた皆さん、
本当にありがとうございました。
現地に来てくれた26人。
配信で見届けてくれた18人。
出演してくれたみんな。
集客や準備を手伝ってくれたみんな。
そして、今回は来られなかったけど
連絡を返してくれたみんな。
この夏の記憶を持って、
また次へ進みます。
またライブで会いましょう。
イマドン
最後に、ちょっとしたおまけ。