イマドンにとって恋愛とは

どうも、イマドンです。

今日はちょっと、普段とは違う話をしようと思います。

テーマは「恋愛」。

僕は普段、音楽を通して色々な感情を表現しているわけですが、自分自身の恋愛観について、ちゃんと言葉にしたことってあまりなかった気がするんですよね。

恋人が欲しいとか、結婚したいとか。

もちろんそういう気持ちもあるんですけど、今回はもう少し根本的なところ。

そもそも僕は、恋愛に何を求めているんだろう。

そんなことを、過去の自分を振り返りながら書いてみようと思います。

愛されることで、自分の価値を確かめたかった

昔の僕は、とにかく自分に自信がありませんでした。

誰かに必要とされたい。
誰かの特別な存在になりたい。
自分のことを一番に考えてくれる人が欲しい。

そんな気持ちが、人一倍強かったように思います。

恋愛においても、それは同じでした。

好きな人ができれば、その人のことばかり考えてしまう。相手のちょっとした言葉や態度で一喜一憂して、連絡が来ないだけで不安になる。

今思えば、随分と依存体質だったんでしょうね。

実際、過去の恋愛では、自分の不安を相手に埋めてもらおうとしていた部分がありました。

相手のことが好きだから一緒にいたい。その気持ちに嘘はなかったけれど、そこには「一人になるのが怖い」という感情も混ざっていたんだと思います。

自分自身を好きになれないから、誰かに好きになってもらいたかった。

自分に価値があると思えないから、誰かに必要とされたかった。

そうやって、自分自身の価値を他人に委ねてしまっていたんですよね。

僕の方が相手に寄りかかりすぎて、結果的に関係が終わってしまったこともあります。

当時はただただ悲しかったけれど、今考えれば、相手にも相当な負担をかけていたんじゃないかなと思います。

恋人だからといって、僕の不安をすべて引き受ける義務があるわけじゃない。

そんな当たり前のことに、当時の僕は気づけていなかったんだと思います。

好きだけでは、どうにもならないことがある

もちろん、すべての恋愛が自分の依存だけで終わったわけではありません。

中には、自分ではどうしても受け止めきれない出来事があったり、相手との価値観の違いに苦しんだりしたこともありました。

相手のことを好きな気持ちはある。大切にしたいとも思っている。

でも、どうしても心のどこかに引っかかるものがある。

頭では理解しようとしているのに、感情が追いつかない。

そんな経験もありました。

誰にだって過去はあるし、人それぞれ違う人生を歩んできたわけです。

相手の生き方を僕の価値観だけで否定するのは違うと思います。

ただ、相手の生き方を尊重することと、自分がそれを受け入れられるかどうかは、また別の話なんですよね。

どちらが正しいとか、どちらが間違っているとか。

そういう問題ではなく、どうしても折り合いをつけられないこともある。

当時の僕には、その違いをうまく整理することができませんでした。

それに、生活や将来に余裕がない時ほど、恋愛に安心を求めすぎてしまうこともありました。

自分自身が不安定なのに、恋人との関係だけは安定していて欲しいと願ってしまう。

信頼したいのに、不安になる。
大切にしたいのに、相手を苦しめてしまう。

好きという気持ちだけでは、どうにもならないことがある。

それを何度も思い知らされた気がします。

始まらなかった恋にも、終わりはある

恋人同士になった関係だけが、恋愛のすべてではありません。

付き合っていなくても、誰かを本気で好きになることはあります。

一緒に過ごした時間があって、大切にしてきた関係があって。

その人との未来を、少しだけ想像してしまうことだってあります。

でも、どれだけ自分が相手を大切に思っていても、その気持ちが報われるとは限りません。

期待していた未来が、自分の思い描いていたものとは全く違う形になってしまうこともある。

もちろん、誰を好きになるのか、誰と一緒にいるのかは、その人自身が決めることです。

自分の気持ちが報われなかったからといって、相手が悪いわけではありません。

それでも、理屈では整理できない感情があるんですよね。

悲しさ、悔しさ、虚しさ。

自分が大切にしていた時間や気持ちは、一体何だったんだろうって。

自分の心を守るために、大切にしていた関係から離れることを選んだこともあります。

それでも気持ちは簡単には整理できず、当時は死んでしまいたいと思うほど追い詰められたこともありました。

今振り返れば、あの苦しさは一つの出来事だけが原因だったわけではないと思います。

それまでに積み重なっていた自信のなさや、将来への不安、自分自身に対する失望。

そういうものが、色々な出来事をきっかけに一気に溢れてしまったんでしょうね。

恋愛がうまくいかなかったこと以上に、自分という人間そのものを否定されたような感覚が苦しかった。

本当は、誰かに選ばれなかったからといって、自分の価値がなくなるわけではないのに。

当時の僕には、それが分からなかったんだと思います。

結局、僕は何を求めていたんだろう

こうして過去を振り返ってみると、色々な経験をしてきたなと思います。

誰かを大切にしたかったはずなのに、結果的に相手を苦しめてしまったこと。

相手の価値観を尊重したかったのに、自分の感情が追いつかなかったこと。

大切にしていた関係を失って、自分自身まで見失いそうになったこと。

もちろん、今でもすべてを綺麗に整理できているわけではありません。

ただ、一つだけ共通していたことがあるように思うんです。

自分に足りない何かを、相手に埋めてもらおうとしていたこと。

自分に自信がなかった時は、愛情を求めて。

生活が不安定だった時は、安心を求めて。

自分の居場所が分からなくなった時は、誰かの特別な存在になろうとして。

相手を好きだった気持ちに嘘はありません。

でも、その好きという感情の中に、自分自身を救って欲しいという願望が混ざっていたことも、きっと事実なんだと思います。

そして、相手に自分の心の安定を預ければ預けるほど、その関係を失うことが怖くなる。

怖くなるから、余計に相手に寄りかかる。

そんな悪循環を繰り返していたのかもしれません。

だからこそ、今は思うんです。

恋人という存在は、自分の人生を救ってくれる救世主である必要はないんじゃないかって。

何者でもない自分でいられる場所

今の僕には、ありがたいことに夢中になれるものが沢山あります。

音楽を作ったり、ライブをしたり、仕事をしたり、人と出会ったり。

やりたいことも、叶えたい目標も、まだまだ沢山あります。

だからこそ、昔のように恋愛だけが人生のすべてになることは、もうないと思っています。

ただ、その一方で。

最近、ふと思うことがあるんです。

世の中って、どうしても結果や実績、肩書きで人を判断する場面が多いじゃないですか。

どんな仕事をしているのか。
どれくらい稼いでいるのか。
どれだけの人に支持されているのか。
何を成し遂げてきたのか。

僕自身、音楽活動をしている以上、そういった数字や結果と向き合わなければいけない場面は沢山あります。

もちろん、目標を持って何かに取り組むことも、その結果を求めることも大切です。

でも、それだけが人間の価値なんでしょうか。

沢山の人に曲を聴いてもらえる自分。
ライブに大勢のお客さんを集められる自分。
仕事で成果を出している自分。

そんな自分じゃなかったとしても、僕は僕であることに変わりはないはずなんです。

それなのに、気がつけば「何かを成し遂げていなければ、自分には価値がないんじゃないか」なんて感覚に陥りそうになることがあります。

だからこそ、今の僕が恋愛に求めているものって、案外シンプルなのかもしれません。

何者でもない自分でいられる、心の居場所が欲しい。

何かを証明し続けなくてもいい。

無理に明るく振る舞わなくてもいい。

格好悪いところも、情けないところも、弱いところも。

全部ひっくるめて、自分でいられる。

家族とはまた違う形で、人生を共有できる相手。

ただそこに存在しているだけでいいんだと思える場所。

僕が今、恋愛に求めているのは、きっとそういうものなんだと思います。

絶対的な味方でありたい

僕が理想とする恋人像を言葉にするなら、「絶対的な味方」という表現が一番しっくりきます。

ただ、これは何でもかんでも肯定してくれる人という意味ではありません。

僕が間違ったことをしたら、ちゃんと間違っていると言って欲しい。

自分勝手なことをしていたら、遠慮なく指摘して欲しい。

時には意見がぶつかることだってあるでしょう。

でも、その意見の違いによって、相手の人格や存在そのものを否定するような関係にはなりたくないんです。

「あなたの考えには賛成できない。でも、あなたという人間を大切に思っている」

そういう関係って、すごく素敵だと思うんですよね。

何かに失敗した時も。
自信をなくしてしまった時も。
自分自身のことが分からなくなりそうな時も。

この人の前では、自分を取り繕わなくていい。

そう思える相手がいることって、ものすごく大きなことだと思います。

そして何より、これは僕が一方的に求めるものではありません。

相手にとっても、僕がそういう存在でありたい。

その人が社会の中で傷ついた時、夢がうまくいかなかった時、自分自身を嫌いになりそうな時。

「まあ、少なくともここには自分の味方が一人いるか」

そう思ってもらえるような人間でありたいんです。

依存と支え合いは、何が違うんだろう

ここまで書いていて、ふと考えます。

結局、昔の自分と今の自分は何が違うんだろうって。

だって、昔も今も、誰かに心の拠り所を求めているという意味では同じなのかもしれません。

ただ、少なくとも今は、依存と支え合いには大きな違いがあると思っています。

依存は、相手がいなければ自分を保てなくなること。

支え合いは、それぞれが自分の人生を生きながら、必要な時に手を差し伸べられること。

僕はそんなふうに捉えています。

もちろん、人間なんだから誰かに頼りたい日だってあります。

一人では抱えきれないこともあるし、時には思い切り甘えたっていい。

何でも一人で解決できることだけが自立だとは思いません。

でも、恋人に自分の人生の責任をすべて背負わせるのは違う。

相手には相手の人生があって、夢があって、価値観がある。

僕が音楽を大切にしているように、相手にも大切にしているものがあるはずです。

それを尊重できる関係でありたい。

お互いが無理をして相手に合わせるのではなく、自分の意思で一緒にいることを選び続けられる関係。

そんな恋愛が理想です。

とはいえ、実際に誰かを好きになった時、本当に昔と同じことを繰り返さずにいられるのか。

そこは正直、まだ分かりません。

いくら頭で理解していても、感情が追いつかないことだってあるでしょうから。

だからこそ、僕自身も、自分の弱さと向き合い続けなければいけないんだと思います。

特別な日より、何でもない日を大切にしたい

恋愛というと、デートに行ったり、記念日をお祝いしたり、旅行に行ったり。

もちろん、そういう時間も楽しそうだなと思います。

でも、僕が本当に大切にしたいのは、もっと何気ない時間なのかもしれません。

一緒にご飯を食べたり。
くだらないことで笑ったり。
今日あった出来事を話したり。
同じ部屋にいるのに、それぞれ別のことをしていたり。

何も話さなくても、気まずくならない時間。

別に毎日ドラマみたいな出来事が起きなくたっていいんです。

むしろ、何でもない日常を一緒に過ごせることこそ、ものすごく贅沢なことなんじゃないかと思います。

何かを達成した日だけじゃなくて、何もできなかった日にも「おかえり」と言ってくれる人がいる。

自分も「おかえり」と言える。

それだけで救われる日って、きっとあると思うんです。

恋愛は、自分を完成させるためのものじゃない

昔の僕は、自分に足りない何かを恋愛で埋めようとしていたのかもしれません。

誰かに愛されれば自信が持てる。
誰かに必要とされれば、自分にも価値があると思える。

そんなふうに考えていた気がします。

でも今は、少し違います。

恋人ができたからといって、自分の抱えている問題が全部解決するわけじゃない。

自分の弱さと向き合うことも、自分の人生を生きることも、結局は自分自身がやらなければいけないことです。

そして、それは相手も同じ。

だからこそ、誰かに自分を完成させてもらおうとは思いません。

未完成な人間同士が、お互いの未完成さを認めながら、一緒に生きていく。

それでいいんじゃないかなと思います。

恋愛をしたからといって、必ず幸せになれる保証なんてありません。

人間同士なんだから、傷つけ合うこともあるでしょう。

すれ違うことも、分かり合えないことも、きっとあります。

でも、だからこそ、分かり合おうとすることに意味があるんだと思います。

相手のことを完全に理解するなんて、きっと一生できません。

それでも、理解しようとすることはできる。

僕は、そこに愛情があるんじゃないかなと思っています。

最後に

こうして振り返ってみると、僕は随分と不器用な恋愛をしてきたんだなと思います。

相手に寄りかかりすぎてしまったことも。

受け止めきれない現実から目を背けてしまったことも。

自分の気持ちを整理できないまま、関係を終わらせてしまったことも。

今だからこそ分かることが沢山あります。

もちろん、当時の自分にしか分からない苦しさもありました。

だから、過去の自分を全否定するつもりはありません。

ただ、あの頃の自分と同じことを繰り返したくはないなと思います。

僕にとって恋愛とは、人生の主役を誰かに明け渡すことでも、自分の足りない部分を埋めてもらうことでもなくて。

お互いが自分の人生を生きながら、
帰ってこられる心の居場所を
一緒につくっていくこと。

なのかもしれません。

世界中の誰もが自分を認めてくれる必要はない。

何かを成し遂げた自分じゃなくてもいい。

強くなくても、格好良くなくても、何者でもなくても。

たった一人でも、ありのままの自分を大切に思ってくれる人がいる。

そして、自分もその人にとって、そんな存在になれる。

それって、十分すぎるくらい幸せなことだと思いませんか。

もっとも、その「たった一人」に自分のすべてを背負わせてしまわないように。

僕自身も、自分の足でちゃんと立っていたいと思います。

高校生の頃、あれほど誰かに愛されることで自分の価値を確かめようとしていた僕が、今は誰かと支え合うことを求めている。

少しは成長したんでしょうかね。笑

まだまだ未熟な人間ですし、これから考え方が変わることもあると思います。

それでも、いつかそんな人と出会えたらいいな。

そして、その時には僕自身も、誰かにとっての「心の居場所」であれたらいいなと思います。

それでは、また。

イマドン

「まだ見ぬ景色を、一緒に。」

IMADON VISION 2026–2029

まだ見ぬ景色を、
一緒に。

音楽を通して、人生を彩る。
そして一人では辿り着けない未来へ。

シンガーソングライター・イマドンの これまでと、これからの挑戦。

今どんなことに取り組んでいて、 これから何を実現したいのか。

そして、どんな仲間と一緒に その未来を作っていきたいのか。

2026年10月 / 活動ビジョン公開

01. まず、今の僕について。

こんにちは、イマドンです!

普段は仕事をしながら、 シンガーソングライターとして 曲を作ったり、ライブを企画したり、 SNSで発信したりしています。

音楽以外にも、ポートレート撮影会や ライブセッションなど、 人と人が出会う場の運営にも関わっています。

これまで続けてきた活動を 数字で振り返ると、こんな感じです。

これまでの制作楽曲 約300曲弱 作詞・作曲を継続
配信楽曲 約80曲 オリジナル作品を公開
2026年8月のワンマン 現地26人 配信チケット18枚
ポートレート会 平均30〜40人 月例交流イベント

もちろん、まだまだこれからです。

特にライブの動員は、 自分自身の理想には 全く届いていません。

それでも、数字が小さいからこそ 見えてくる課題もあるし、 新しいことを試せる余地も たくさんあると思っています。

今の結果をゴールにせず、
ここからどう成長していくか。

02. 音楽で実現したい未来。

僕が作りたいのは、 心のむず痒い部分に届く音楽です。

嬉しいこと、悲しいこと、 言葉にしづらい感情、 何気ない日常の風景。

そんな誰かの人生のワンシーンを 楽曲にしていきたいと思っています。

MUSIC CONCEPT

何気ない日々を、忘れられない物語に。

普段の何気ない時間に寄り添い、 ライブでは人生のハイライトになるような 体験を届けたい。

ライブは、音楽のテーマパークへ。

歌を聴くだけではなく、 みんなで歌ったり、笑ったり、 思わず涙が出たり。

映像やダンス、演出、 観客のみなさんとの一体感。

そんな要素を取り入れて、 初めて来た人でも楽しめる エンターテインメントを 作っていきたいと考えています。

30歳までに、アリーナ満員。

今はまだ26人規模のステージ。

でも、2029年11月に30歳を迎えるまでに、 アリーナで満員のワンマンライブをする。

これが今の僕の大きな目標です。

決して簡単なことではありません。 だからこそ、気持ちだけでなく、 計画を立てながら進んでいきます。

03. これから3年間のロードマップ。

現在考えている音楽活動の 中長期的な方向性を公開します。

2026年|活動の土台づくり

制作環境、SNS発信、ライブ運営、 一緒に活動する仲間との体制を整える。

2027年|100人、そして300人へ

まずは100人規模のライブを 自分たちの力で成立させることを目指す。

さらに年内には300人規模の公演に 挑戦できるよう、 新しいファンとの出会いを増やしていく。

2028年|1,000〜3,000人規模へ

ライブの規模を段階的に拡大。

これまで以上に広い地域へ 音楽を届けるため、 映像コンテンツやコラボレーション、 ライブ活動を展開していく。

2029年|アリーナ満員への挑戦

30歳までに、大きな会場を満員にできる アーティストを目指す。

※以上は今後の目標と構想です。 公演決定や会場確保を発表するものではありません。 進捗や状況に応じて計画を見直します。

COMING NEXT / 2027 SPRING

来年3月頃、ちょっとしたことを考えています。

まだ詳しいことは言えませんが、 今までの活動をひとつにつなげるような、 新しい景色を届けられたらと思っています。

正式な情報は、 準備が整ったタイミングで お知らせします!

04. 夢を現実にするための具体策。

ここからは、ただの夢物語で終わらせないために、 実際に考えている取り組みを紹介します。

① 代表曲を育てる

たくさん曲を作ってきたからこそ、 これからは曲数だけでなく、 一曲一曲をどう届けるかも 大切にしていきます。

当面の取り組み
  • 特に届けたい代表曲候補を3曲選ぶ。
  • 歌唱動画・MV・物語動画など複数の発信方法を試す。
  • 新曲だけでなく過去曲も継続して紹介する。
  • 反応を確認し、届け方を改善する。

② SNSを通して新しい人に届ける

TikTok、Instagram、YouTube、 Xなどを通して、 音楽をまだ知らない人との 出会いを作っていきます。

発信の試験目標
  • ショート動画:週3〜5本程度。
  • 歌唱・ライブ映像の定期的な公開。
  • 制作過程や活動の裏側も発信。
  • 月1回、数字や反応を振り返る。

大切にしたいのは、 ただ動画が再生されることではなく、 その先で曲を好きになってくれる人を 増やすこと。

③ ライブを一つの作品にする

ライブづくりの方向性
  • 物語性のあるセットリスト。
  • みんなで参加できる楽曲・演出。
  • ダンサーや映像とのコラボ。
  • 初めて来る人でも楽しめる工夫。
  • また行きたくなる空間づくり。

④ 仲間と一緒に作品を育てる

今までは、自分一人で抱えてきた作業も たくさんあります。

これからは少しずつ、 得意なことを持つ仲間と一緒に 制作を進められる形にしていきたいです。

05. 一緒に作る仲間を探しています。

音楽活動が大きくなるにつれて、 やりたいことも増えてきました。

でも、一人で全部を実現するには 時間にもできることにも限界があります。

そこで今後、少人数の 「イマドン制作チーム」のような 協力体制を作れたらと考えています。

こんな分野に興味のある方と出会いたいです。

企画・制作進行

イベント企画、スケジュール管理、 制作全体の進行など。

映像・写真

MV、ライブ映像、撮影、 ショート動画制作など。

SNS・マーケティング

プロモーション、発信企画、 データ分析など。

デザイン・演出

ビジュアル制作、舞台演出、 グッズや世界観づくりなど。

まだ大きな制作予算が あるわけではありません。

なので最初は、 企画について意見交換をしたり、 一緒にできることを考えたり、 小さなプロジェクトから 始めていきたいと思っています。

具体的な制作業務をお願いする場合は、 作業内容・期間・報酬などの条件を 個別に相談します。

ファンとしての応援も大歓迎ですが、 応援してくれることと スタッフとして働いてもらうことは 別のものとして考えています。

一緒に何かを作ることが、
お互いにとって新しい経験や
成長につながる関係を目指したい。

06. 音楽以外の活動も続ける理由。

僕は音楽のほかにも、 ポートレート撮影会や ライブセッションといった 交流の場づくりに関わっています。

それは、人との出会いから 新しい作品や挑戦が生まれる瞬間が 好きだからです。

ポートレート会

モデル、役者、ダンサー、 カメラマン、被写体など、 さまざまな人が交流できる撮影会。

長年継続している活動で、 現在は平均30〜40名程度が 参加する機会になっています。

ライブセッション

初めて出会うメンバーで一曲を演奏し、 一緒に一つのステージを作る企画。

経験や肩書だけでなく、 人柄や音楽を楽しむ気持ちを 大切にしています。

交流から生まれる可能性

音楽を始めたい人、 作品づくりをしたい人、 新しい友達が欲しい人。

そんな人たちが出会って、 何かを始めるきっかけになる 場所を作れたら嬉しいです。

07. 働き方や将来についても考えています。

僕自身、現在は仕事と 音楽活動を両立しています。

仕事をしながら夢を追う生活には 楽しさもありますが、 時間やお金の使い方について 考えさせられることも多いです。

だからこそ、音楽活動を長く続けるために、 働き方や経済的な自立についても 学び、取り組んでいます。

自分にとっての「自由」

好きなことに時間を使えること。

大切な人との時間を守れること。

挑戦したいと思ったときに、 お金だけを理由に諦めなくていいこと。

成功の形は人それぞれ。

僕は、自分の目標を追うと同時に、 夢や将来について語り合える 仲間とのつながりも大切にしたいです。

そうした思いから、 音楽とは別に、 事業や働き方についての 学び・取り組みも続けています。

これらは音楽イベントへの参加条件ではなく、 関心を持つ方と個別に話すテーマです。

具体的な事業をご紹介する場合は、 事前に名称・目的・内容・費用・リスクを 明らかにしたうえで、 相手の希望を尊重します。

08. どんな人と未来を作りたいか。

特別な経歴や、 大きな実績が必要だとは思っていません。

例えば、

  • 自分の夢や目標を持っている人。
  • 音楽・映像・写真・表現が好きな人。
  • 新しいイベントや企画を作るのが好きな人。
  • 仲間と一緒に何かを実現したい人。
  • 新しい働き方や人生の可能性に興味がある人。
  • お互いの挑戦を尊重できる人。

こうした価値観を持つ人と 出会えたら嬉しいです。

もちろん、 一緒に仕事をすることだけが 人とのつながりではありません。

ライブに遊びに来たり、 曲を聴いてくれたり、 何気なく話すだけでも 大切な出会いだと思っています。

09. これからについて。

来年の3月頃、 新しいライブの企画を 少しずつ考えています。

まだ正式な情報は出せませんが、 これまで積み重ねてきたものを 次のステージにつなげるような 時間にできたらと思っています。

COMING SPRING 2027

また一つ、新しい景色へ。

詳細は後日お知らせします。
楽しみにしていてください!

そして2027年、2028年、2029年と、 一つずつ新しい挑戦を重ねていきます。

目標通りに進めないことも あるかもしれません。

それでも、試行錯誤を重ねながら 前に進んでいきたいです。

いつかアリーナに立ったとき、
「あの頃から一緒に見てきたね」と
笑い合える仲間がいたら嬉しい。

一緒に、次の景色を作りませんか?

音楽、映像、写真、 企画、イベント運営など。

一緒に何かを作ってみたい方、 活動に興味を持ってくれた方、 ぜひ気軽にご連絡ください!

お問い合わせの際に 「音楽制作」「撮影」「イベント」 など、興味のあるテーマを 教えてもらえると嬉しいです。

LINEから問い合わせる

お問い合わせや活動への参加に、 別の事業への参加義務はありません。

IMADON / 今井祥太

何気ない日々を、忘れられない物語に。

imadon.jp

2026年10月時点の活動構想。
将来の数値は目標であり、達成を保証するものではありません。

ブルージーンズ(2026ver)リリース

IMADON / DIGITAL SINGLE

「ブルージーンズ(2026ver)」
リリースしました。

もう一度、今の声で。
音楽と物語、それぞれの「ブルージーンズ」を届けます。

イマドン「ブルージーンズ(2026ver)」ジャケット写真
イマドン「ブルージーンズ(2026ver)」

こんにちは、イマドンです。
「ブルージーンズ(2026ver)」をリリースしました。

今回は「ブルージーンズ」を、ソロで改めて歌い直しました。 以前のバージョンを聴いてくださっている方にも、 この曲に初めて出会う方にも、今の僕の声で届けたい一曲です。

「ブルージーンズ(2026ver)」を聴く

今の声で、もう一度。

同じ曲でも、歌う時期が変わると、 言葉の響きや、聴こえてくる景色が少し変わることがあります。 以前の「ブルージーンズ」と聴き比べながら、 今回の歌も楽しんでもらえたら嬉しいです。

懐かしさの中にある温かさや、 ふと胸に残る切なさ。 あなた自身の記憶とも重ねながら、聴いてみてください。

タイトル
ブルージーンズ(2026ver)
アーティスト
イマドン
作品形態
デジタルシングル

曲から生まれた、もう一つの物語。

今回のリリースに伴い、この曲から着想を得た短編小説 「ブルージーンズ Another Story」も書きました。

登場するのは、歌手を目指しながらフリーカメラマンとして活動する汰一と、 被写体活動をしている美奈。 二人の再会から、撮影、結婚の話、そして披露宴へ。 曲とはまた違った形で、「ブルージーンズ」の世界を描いています。

歌を聴いてから読むのも、物語を読んでから聴くのも。 それぞれの順番で、浮かぶ景色を楽しんでもらえたら嬉しいです。

「ブルージーンズ Another Story」を読む

ジャケットにも、物語の登場人物を。

今回のジャケットには、短編小説に登場する美奈のソロショットを使用しました。 フィルム写真のような温かみと、少し憂いを帯びた雰囲気を大切にした一枚です。

音楽を聴いたあと、物語を読み終えたあと。 もう一度このジャケットを見たときに、 最初とは少し違う表情に感じてもらえたら嬉しいです。

汰一と美奈のグッズもあります。

さらに、短編小説に登場する汰一と美奈のグッズもできました。 物語の余韻を、日常の中でも楽しんでもらえたら。 それぞれの画像から、SUZURIのグッズページをご覧いただけます。

一曲から、物語へ。
物語から、あなたの日常へ。

「ブルージーンズ(2026ver)」が、 あなたの心のどこかに残る一曲になりますように。 感想も、ぜひ聞かせてください。

配信サービスで聴く

イマドン

ブルージーンズ Another Story|始まらなかった恋が、終わるまで

ブルージーンズ
Another Story

――始まらなかった恋が、終わるまで。
幼馴染だった二人。
久しぶりの再会をきっかけに、止まっていた時間が再び動き出す。

けれど汰一が撮ることになったのは、
大好きだった彼女の「幸せになる瞬間」だった。
CHARACTER

登場人物

TAICHI

汰一

26歳

歌手を目指しながらアルバイトを続け、フリーのカメラマンとしても活動している。

黒縁メガネに黒髪のパーマ風ヘア。黒のレザージャケット、白のタートルネック、黒のスキニーパンツが定番。

美奈とは幼い頃からの幼馴染。高校卒業後は会う機会も減っていたが、胸の奥にはずっと彼女への想いが残っていた。

MINA

美奈

26歳

現役モデルとして活動している汰一の幼馴染。

短めのお団子ポニーテールに、白のレースブラウスと水色のブルージーンズが印象的。

数年前から交際している恋人がおり、最近はなんとなく「そろそろプロポーズされるかもしれない」と感じている。

久しぶりに再会した汰一へ「今度、私を撮ってほしい」と頼むが、その言葉にどこまでの意味があったのかは――。

01|再会

26歳になった汰一は、歌手を目指しながらアルバイトを続けていた。

その傍ら、知人から頼まれたポートレートやライブ写真を撮る、 フリーのカメラマンとしても活動している。

音楽も。

写真も。

好きだから続けている。

だけど、どちらかひとつで食べていけるほど、 現実は甘くなかった。

ライブの帰り。

終電間際。

ギターケースを背負いながら歩いていると、 ふと考えてしまう。

自分は、一体いつまでこんな生活を続けるんだろう。

それでも辞められない。

辞めた自分を想像する方が、怖かった。

* * *

そんなある日の夜。

汰一は知人のライブを見るため、 カフェバー「SPOT」を訪れていた。

小さなステージ。

暖色の照明。

カウンターにはグラスが並び、 ステージでは知らないシンガーが恋愛の歌を歌っている。

汰一は店内の隅で酒を片手に、 その歌をぼんやり聴いていた。

ライブが終わった頃。

出演者や客が入り混じる店内で、 後ろから声がした。

「……汰一?」

一瞬、時間が止まったような気がした。

振り返る。

そこにいたのは――

美奈だった。

SPOTで久しぶりに再会する汰一と美奈
久しぶりの再会。――SPOTにて。

「え?」

「やっぱり汰一じゃん!」

昔と変わらない声。

でも。

昔より少しだけ大人になった顔。

汰一は数秒、美奈を見つめてしまった。

「……久しぶり」

「何年ぶり?」

「分かんない。結構経ってるだろ」

「相変わらずメガネなんだ」

「そこ?」

二人で笑った。

たったそれだけなのに。

胸の奥に、昔の時間が一気に戻ってきた。

近所に住んでいた幼馴染。

学校帰り。

コンビニ。

公園。

夏祭り。

どうでもいいことで喧嘩して、 次の日には何事もなかったみたいに話していた。

高校を卒業してから、それぞれ別々の生活を始めた。

少しずつ連絡が減って。

気づけば、会わなくなっていた。

「まだ歌やってるんだ?」

「まだって言うなよ」

「だって昔から言ってたじゃん。歌手になるって」

「一応、現在進行形」

「すごいじゃん」

美奈はそう言って笑った。

その笑顔を見た瞬間。

汰一の中に、 ずっと触らないようにしていた何かが動いた。

昔、好きだった。

いや。

たぶん、違う。

昔からずっと、好きだった。

時間が経ったから。

会わなくなったから。

もう終わった感情だと思っていただけだった。

話の流れで、 汰一がカメラマンとしても活動していることを話す。

「じゃあ今度、私撮ってよ」

「俺が?」

「うん」

「モデルさんなんだから、 もっと上手いカメラマンいるだろ」

「でも、汰一に撮ってほしい」

その言葉だけで。

汰一はまた、少し期待してしまった。

「……いいよ」

「やった」

美奈は嬉しそうに笑った。

その笑顔の意味を、汰一は考えないようにした。

02|ブルージーンズ

数週間後。

二人は都内でポートレート撮影をすることになった。

白いレースのブラウス。

水色のブルージーンズ。

黒いパンプス。

昔から美奈は、青が似合った。

久しぶりに美奈を撮影する汰一
ファインダー越しなら、ずっと見ていられた。

「もうちょっと右向いて」

「こう?」

「そう。そのまま」

シャッターを切る。

カシャ。

ファインダーの向こうで美奈が笑う。

カシャ。

「何?」

「いや」

「今絶対、変な顔してたでしょ」

「してないって」

「嘘」

また笑う。

カシャ。

PHOTOS BY TAICHI

――その日、汰一のファインダーに映っていた美奈。

美奈にとっては、いつものモデル撮影。
けれど汰一にとっては、少し違っていた。

写真を撮っている間だけ。

汰一は堂々と、美奈を見ることができた。

目を見る。

髪を見る。

笑顔を見る。

その全部を。

「カメラマンだから」という理由で。

この時間が、ずっと続けばいいのに。

撮影が終わる頃。

夕方の光が差していた。

美奈が振り返る。

「汰一」

「ん?」

「今日楽しかった」

「俺も」

「また撮ってね」

「いつでも」

汰一は答えた。

――いつでも。

その言葉に。

自分だけが別の意味を込めていることを分かっていた。

それから二人は、 以前より少しずつ連絡を取るようになった。

仕事の話。

昔話。

どうでもいい動画。

今日食べたもの。

美奈からメッセージが届くたび、 汰一は少し嬉しくなった。

期待するな。

何度もそう思った。

幼馴染だから。

久しぶりに会ったから。

撮影して仲が戻っただけだから。

分かっている。

それでも。

人間は、 可能性がゼロじゃないと思った瞬間に、 勝手に未来を作ってしまう。

もし付き合えたら。

もし一緒に暮らしたら。

もしライブを見に来てくれたら。

もし。

もし。

03|「結婚することになった」

ある日の夜。

美奈から電話が来た。

「もしもし?」

「汰一?」

「どうした?」

「ちょっとお願いしたいことがあるんだけど」

「また撮影?」

「うん。撮影」

美奈が少し笑う。

「結婚式の写真、撮ってほしくて」

汰一は何も言えなかった。

「……え?」

「私、結婚することになった」

音が消えた気がした。

「この前、プロポーズされたの」

嬉しそうな美奈の声。

「そうなんだ」

自分でも驚くくらい、 普通の声が出た。

「おめでとう」

言えた。

ちゃんと言えた。

美奈はそのまま、 指輪の話をする。

式場の話。

ドレスの話。

彼との話。

これからの生活の話。

汰一は時々、

「へえ」

とか。

「いいじゃん」

とか。

「楽しみだな」

とか。

そんな言葉を返した。

電話の最後。

「汰一に撮ってもらえたら嬉しい」

少しだけ沈黙した。

「……俺でいいなら」

「汰一がいい」

また、その言葉だった。

汰一には分からなかった。

それがただ幼馴染としての信頼なのか。

何か別のものが、 ほんの少しだけ混ざっていたのか。

もう確かめる意味もなかった。

「分かった」

「めちゃくちゃ綺麗に撮ってやるよ」

美奈が笑った。

「ありがとう」

電話が切れる。

部屋が静かになる。

汰一はしばらく、 スマートフォンを握ったまま動かなかった。

涙も出なかった。

ただ。

何か大切なものが終わったということだけが分かった。

壁に立てかけてあった、 アコースティックギターが目に入る。

汰一はそれを手に取った。

椅子にも座らず。

コードも考えず。

ただ、弦を鳴らした。

結婚を知らされ、一人部屋でギターを鳴らしながら泣く汰一
一度も始まらなかった恋が、終わった夜。

ジャーン。

もう一度。

ジャーン。

荒く。

強く。

ガシャッ。

ガシャッ。

ガシャッ。

弾きたい曲なんてなかった。

歌いたい歌もなかった。

ただ、何か音を出していないと。

自分の中から、 別の何かが出てきそうだった。

「……なんだよ」

ガシャッ。

「なんで今なんだよ」

声が震える。

「何年も会ってなかったじゃん」

ガシャッ。

「なんでまた会ったんだよ」

涙がギターに落ちる。

「なんで……」

そこで初めて。

汰一は声を上げて泣いた。

26歳。

いい大人が。

子どもみたいに。

好きだった人が結婚する。

ただ、それだけのことで。

でも汰一にとっては。

一度も始まらなかった恋が、
ようやく終わった瞬間だった。

04|披露宴

数ヶ月後。

結婚披露宴当日。

カメラを首から下げた汰一は、 仕事として会場に立っていた。

ウェディングドレス姿の美奈。

今まで何度も美奈を撮った。

でも。

今日の美奈が、一番綺麗だった。

そして。

一番撮りたくなかった。

「美奈、こっち」

ファインダーを覗く。

新郎が美奈の肩を抱く。

美奈が笑う。

カシャ。

また笑う。

カシャ。

二人が目を合わせる。

カシャ。

幸せそうだった。

悔しいくらい。

心から。

幸せそうだった。

――勝てないな。

そういう問題じゃないことも分かっている。

誰かと誰かが結ばれることに、 勝ちも負けもない。

でも。

自分が一度も見ることのできなかった表情を。

美奈は彼の隣でしていた。

その事実だけで十分だった。

* * *

披露宴が終わる。

客も少しずつ帰り始めた頃。

美奈が汰一のところへ来る。

結婚披露宴で向き合う汰一とウェディングドレス姿の美奈
言えなかった言葉の代わりに。

「今日は本当にありがとう」

「おう」

「写真、楽しみ」

「任せろ」

「やっぱ汰一に頼んでよかった」

一瞬だけ。

美奈が昔と同じ顔で笑った。

近所に住んでいた頃の。

高校生の頃の。

何も知らなかった頃の。

その笑顔を見て。

汰一の目に涙が浮かんだ。

美奈が気づく。

「……汰一?」

「いや」

汰一は下を向く。

一度、目元を拭う。

そして。

涙を浮かべながら、 無理やり笑顔を作った。

「幸せになれよ」

美奈は少し驚いた顔をする。

「……うん」

短い沈黙。

「ありがとう」

それだけだった。

だけど。

なぜか美奈も、 少し泣きそうな顔をしていた。

理由は聞かなかった。

聞けなかった。

もしかしたら。

ただ結婚式が終わって、 感傷的になっていただけかもしれない。

もしかしたら。

幼馴染との時間を思い出しただけかもしれない。

それとも。

ほんの少しだけ。

汰一と同じような気持ちを、 昔どこかで持っていたのかもしれない。

もう分からない。

そして。

分からないままでよかった。

「美奈ー!」

遠くから新郎の声がする。

「今行く!」

美奈が振り返る。

そして数歩歩いてから、 もう一度だけ汰一を見る。

「じゃあね、汰一」

汰一は笑う。

今度は少しだけ、自然に。

「じゃあな」

美奈は新郎のもとへ走っていった。

その後ろ姿を。

汰一はもう、写真には撮らなかった。

ただ。

自分の目で見送った。

Epilogue|残った一枚

その日の夜。

汰一は一人、 部屋で撮影データを整理していた。

ウェディングドレス。

指輪。

ケーキ。

家族。

友人。

新郎と美奈。

何百枚もの写真。

そして作業の途中。

以前撮ったフォルダを開く。

そこには。

白いブラウス。

水色のブルージーンズ。

夕方の光の中で笑っている美奈がいた。

あの日、汰一が撮ったブルージーンズ姿の美奈
あの日、ファインダー越しに見ていた美奈。

汰一はその写真を、 しばらく見つめる。

ウェディングドレス姿より。

汰一には、 この美奈の方が美奈らしく見えた。

「……幸せになれよ」

今度は誰にも聞こえない声で呟く。

涙が一粒だけ落ちた。

でも。

汰一は少し笑っていた。

美奈を好きだったことを。

後悔したくなかった。

叶わなかったことより。

好きになれたことを。

いつかちゃんと、 大切な思い出にできればいい。

汰一はパソコンを閉じる。

部屋の隅には、 アコースティックギター。

しばらく眺めてから。

もう一度、それを手に取る。

今度は、乱暴には鳴らさなかった。

静かにコードを鳴らす。

そして。

まだ名前のないメロディを、 小さな声で歌い始めた。

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『ブルージーンズ Another Story』の二人を、お手元にも。

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『ブルージーンズ (feat.MaRU) Another Story』

※本作は楽曲「ブルージーンズ (feat.MaRU)」から着想を得た フィクションストーリーです。登場人物・設定・物語は創作です。

8時12分の向かい側|満員電車で始まった、ほんの数センチの恋

8時12分の向かい側

――ほんの数センチから始まった、二人の物語。

朝8時12分。

いつも乗る電車は、今日も笑えるくらい混んでいた。

笑える、と言っても、もちろん楽しいわけじゃない。

ホームに電車が入ってきた瞬間から、人が一斉に扉へ集まる。

開く。

押される。

乗る。

また押される。

俺はどうにかドアから少し奥まで入り、吊り革をひとつ確保した。

これだけで朝の小さな勝利だった。

次の駅。

また扉が開く。

さらに人が乗ってくる。

背中を押される。

半歩前へ。

さらに押される。

もう半歩。

「うわ……」

そのとき、初めて真正面の座席に座っている女性に気づいた。

若い。

たぶん俺と同じくらい。

ベージュのコート。

細身の青いデニム。

イヤホンを耳につけ、スマホを見ている。

そして何より。

脚が長かった。

座っていても分かる。

脚を組んでいるせいもあって、膝がかなり前まで出ていた。

俺は心の中で思った。

近い。

かなり近い。

とはいえ、彼女が悪いわけじゃない。

俺が後ろから押されているだけだ。

最初はまだ、拳ひとつ分くらいの距離があった。

ところが。

電車がカーブに入った。

車体が大きく揺れる。

後ろの人たちの身体が、一斉に前へ流れた。

俺も押された。

数センチ。

本当に、それだけだった。

コツ。

彼女の膝が俺の身体に当たった。

満員電車で彼女の膝が当たった決定的な瞬間
――ほんの数センチ。すべては、この瞬間から始まった。

「……っ」

反射的に身体を引こうとする。

けれど無理だった。

後ろには人。

左右にも人。

彼女の膝が当たった場所が、また何とも言えず気まずい位置だった。

股のすぐ近く。

少しずれてはいる。

でも意識しない方が無理だった。

俺は吊り革を握る手に力を入れた。

彼女はスマホを見ている。

気づいてない?

いや。

たぶん気づいている。

そう思った直後。

彼女の視線がゆっくり上がった。

目が合う。

「……」

「……」

一秒。

たぶんそのくらい。

でも妙に長く感じた。

彼女の目が少しだけ大きくなる。

そして自分の膝を見る。

「あ……」

口が小さく動いた。

たぶん「すみません」だった。

彼女は脚を少しだけ引こうとした。

でも両隣にも人が座っている。

長い脚。

狭い車内。

完全には離れない。

ガタン。

また揺れた。

コツ。

再び当たった。

「…………」

俺は天井を見た。

見る場所がなかった。

真正面には彼女。

下を見るのはもっと気まずい。

横には人。

だから吊り革の広告を読んだ。

何度も読んだ。

たぶん人生で一番広告を真剣に読んだ朝だった。

数駅後。

人が少し降りた。

俺はようやく半歩後ろへ下がることができた。

距離が空く。

ほっとした。

同時に。

ほんの少しだけ。

妙な寂しさもあった。

何考えてるんだ俺。

彼女はその次の駅で降りた。

立ち上がった瞬間、思った。

やっぱり高い。

俺より明らかに高い。

175センチはある。

扉へ向かう途中。

一度だけ振り返る。

目が合った。

俺はなんとなく会釈した。

彼女も、小さく会釈した。

それだけだった。

本来なら、それで終わる。

満員電車の中で起きた、ただの偶然。

名前も知らない。

仕事も知らない。

二度と会わなくてもおかしくない。

* * *

翌朝。

8時12分。

同じ電車。

同じ車両。

「……あ」

いた。

昨日の女性。

ほとんど同じ席。

今日は脚を組んでいなかった。

俺に気づく。

少し目を丸くする。

そして。

ほんの少しだけ笑った。

俺も会釈した。

その日は、あえて彼女の正面には立たなかった。

少しずれた場所。

翌日。

またいた。

さらに翌日。

またいた。

一週間もすると、俺たちはお互いの顔を完全に覚えていた。

話したことはない。

名前も知らない。

なのに朝になると、俺は無意識に彼女を探すようになっていた。

今日はいるかな。

いた。

それだけで少し安心する。

いない。

なぜか少し気になる。

休みかな。

寝坊したのかな。

一本早い電車かな。

そんなことを考えている自分がおかしかった。

ある朝。

彼女の真正面しか空いていなかった。

俺はそこに立つ。

彼女は今日も脚を組んでいた。

目が合う。

二人とも、少し笑う。

その直後。

電車が揺れた。

コツ。

また膝が当たった。

彼女がイヤホンを片方外す。

「……またですね」

「え?」

聞き返したけど、ちゃんと聞こえていた。

「前も、こんな感じでしたよね」

「ああ……」

恥ずかしさが蘇る。

彼女が少し笑った。

「すみません。私、脚長いから」

「それ謝るところですか?」

「邪魔じゃないですか」

「満員電車なんで、俺も逃げられないですし」

「私も逃げられないです」

二人で笑った。

それだけだった。

でも。

その日から全部変わった。

翌朝。

「おはようございます」

彼女から。

「おはようございます」

その翌日。

「今日すごい混んでますね」

「月曜だからじゃないですか」

「今日火曜ですよ」

「あ」

笑われた。

また数日後。

今度は俺が座って、彼女が立っていた。

「今日は逆ですね」

「じゃあ今日は私が吊り革担当ですね」

「今日は膝ないから安全ですね」

「まだ気にしてるんですか?」

「忘れられないですよ」

「言い方」

そんな会話が増えた。

名前も知った。

美咲。

26歳。

会社員。

身長176センチ。

俺より10センチ高い。

「やっぱ176あるんだ」

「やっぱって何」

「高そうだと思ってた」

「そっちは?」

「166」

「かわいい」

「やめろ」

「なんで?」

「男にそれ言う?」

「私は言う」

よく笑う人だった。

電車の中では少し大人しく見えたのに、話すようになると印象が全然違った。

連絡先を交換したのは、それから一週間後だった。

遅延がきっかけだった。

「こういう時、連絡取れたら便利ですよね」

美咲が言った。

「じゃあ交換します?」

一瞬。

早かったかな。

そう思った。

でも美咲は普通にスマホを出した。

「いいですよ」

そこから、朝だけの関係ではなくなった。

『今日一本前』
『裏切ったな』
『寝坊しそうだったから笑』
『それ逆じゃない?』
『明日は8:12います』

夜にも連絡するようになった。

『仕事終わった』
『俺も』
『お疲れさまです』
『敬語いらなくない?』
『じゃあお疲れ』
『急に雑』

それからしばらくして。

金曜日。

美咲からメッセージが来た。

『今度、普通にご飯行かない?』

画面を見た。

5秒。

いや、たぶん2秒。

『行く』

すぐ送った。

その後。

ちょっと必死すぎたかなと思って、

『いつ空いてる?』

を付け足した。

* * *

初めて休日に会った日。

改札前。

遠くから美咲が歩いてくる。

改めて思う。

でかい。

「……でか」

口に出ていた。

「第一声それ?」

「いや、知ってたけど」

「最低」

「褒めてる」

「どこが」

でも笑っていた。

カフェ。

映画。

ご飯。

気がついたら夜。

帰り際。

「じゃあ月曜」

美咲が言った。

「明日は?」

「え?」

「明日は会わないの?」

「会いたいの?」

「嫌ならいいけど」

美咲は少し黙った。

そして。

「会う」

次の日も会った。

そこから、休日にも会うようになった。

朝8時12分しか知らなかった相手が、少しずつ生活の中へ入ってくる。

好きになるのに、そんなに時間はかからなかった。

数ヶ月後。

駅のホーム。

美咲が言った。

「最初さ」

「うん」

「私たち、出会い方最悪じゃない?」

「最悪だね」

「膝当たって始まってるからね」

「しかも複数回」

「ほんと恥ずかしかったんだから」

「俺もだよ」

少し間。

美咲が言う。

「でも途中から、朝楽しみだった」

「俺も」

「いるかなって探してた」

「俺も」

また少し沈黙。

「じゃあさ」

「ん?」

「これからも毎日探す?」

俺は少し考えた。

「どういう意味?」

「付き合うって意味」

「そっちから言う?」

「ダメ?」

「いや」

俺は笑った。

「よろしくお願いします」

「こちらこそ」

* * *

その日から、恋人になった。

最初は何をするにも少し緊張した。

手をつなぐ。

肩に触れる。

美咲が俺にもたれる。

キスをする。

全部が新しかった。

初めて二人で朝まで過ごした夜も、派手なものではなかった。

映画を見て。

話して。

気がつけば距離がなくなっていた。

その夜、二人は恋人としてさらに深い関係になった。

翌朝。

目を開ける。

隣を見る。

美咲が寝ている。

あまりにも普通に。

そこにいる。

俺は笑ってしまった。

「……何?」

美咲が目を開ける。

「いや」

「見てたでしょ」

「見てない」

「絶対見てた」

「寝顔でかいなと思って」

「最低」

枕が飛んできた。

幸せだった。

本当に。

たぶん人生で一番。

だから。

壊れ始めた時のことを、俺はしばらく認められなかった。

* * *

付き合って二年目。

美咲に転勤の話が出た。

大阪。

最低でも二年。

「断れないの?」

聞いた瞬間。

言わなきゃよかったと思った。

美咲は少し困った顔をした。

「断れなくはない」

「じゃあ」

「でも、私ずっとこの仕事やりたくて」

言葉が止まった。

知っていた。

美咲が仕事を好きなこと。

昇進のチャンスだったこと。

そのために何年も働いていたこと。

「そっか」

それしか言えなかった。

その夜。

二人ともあまり話さなかった。

数週間。

喧嘩が増えた。

本当は喧嘩したいわけじゃない。

寂しいだけだった。

「最近冷たくない?」

美咲が言った。

「別に」

「別にって何」

「仕事忙しいんだろ」

「だからって」

「大阪行く準備もあるじゃん」

「その言い方やめて」

「どの言い方」

「私が勝手に決めて全部壊したみたいな」

胸が痛かった。

でも素直になれなかった。

「実際行くんだろ」

言ってしまった。

美咲の顔が変わった。

「……それ、本気で言ってる?」

もう戻れなかった。

「俺より仕事選ぶってことじゃん」

静かになった。

美咲はしばらく何も言わなかった。

そして。

「最低」

泣いていた。

「私、そういうこと一度でも言った?」

俺は黙った。

「一緒にいたいよ」

美咲の声が震える。

「ずっといたいよ。でも仕事だって大事なんだよ」

「……」

「あなたが何か本気でやりたいことを見つけたら、私は応援したい」

胸が痛む。

「なのに私が何か選ぼうとしたら、捨てるの?」

「違う」

「何が違うの」

何も言えなかった。

美咲は泣きながら言った。

「好きなのに」

その一言だけで、胸が張り裂けそうだった。

「こんなに好きなのに、なんで一緒にいるだけじゃダメなんだろうね」

その夜。

美咲は帰った。

翌朝。

8時12分。

俺はいつもの電車に乗った。

美咲はいなかった。

その次の日も。

その次の日も。

連絡もしなかった。

できなかった。

そして一週間後。

メッセージが届いた。

『大阪行くことになった』

しばらく画面を見た。

『そっか』

それだけ送った。

返信はなかった。

数日後。

最後に会った。

駅のホーム。

最初に告白した場所。

美咲は静かだった。

「じゃあ」

「うん」

「元気でね」

「美咲も」

それだけ。

美咲が歩き出す。

俺は呼び止めたかった。

好きだと言いたかった。

行かないでと言いたかった。

でも。

言えなかった。

扉が閉まる。

電車が動き出す。

窓越しに美咲が見える。

泣いていた。

俺も。

初めて人前で泣いた。

翌朝。

8時12分。

いつもの席は空いていた。

人はたくさんいる。

満員電車。

いつも通り。

なのに。

あの席だけ、世界から切り取られたみたいに見えた。

美咲がいなくなり、いつもの席が空いている朝
――人はあんなにいるのに、あの席だけが不自然なくらい空いて見えた。
* * *

三ヶ月。

半年。

連絡はほとんどしなかった。

でも削除はできなかった。

写真も。

メッセージも。

ある夜。

スマホが鳴った。

美咲だった。

『今日、8:12の電車乗った』

一瞬意味が分からなかった。

『大阪で?』

『うん』

『同じ時間なんだ』

『たまたま』

少しして。

『向かい側に誰もいなかった』

俺は画面を見た。

胸が詰まった。

『こっちも』

送った。

すぐ既読。

そして。

『会いたい』

その一言を見た瞬間。

全部壊れた。

半年間我慢していたものが。

全部。

翌週。

俺は大阪にいた。

改札を出る。

美咲がいる。

遠くから見てもすぐ分かった。

176センチ。

長い脚。

俺を見る。

美咲が泣いた。

俺も泣いた。

何も言わず抱きしめた。

「ごめん」

俺が言う。

「俺、美咲がいなくなるの怖かった」

美咲が泣きながら笑う。

「私も」

「仕事を選んだんじゃないって分かってた」

「うん」

「分かってたけど、怖かった」

「うん」

「ごめん」

美咲が俺の肩に顔を埋める。

「私もごめん」

「謝ることないよ」

「ある」

しばらく抱き合った。

周りに人がいることなんてどうでもよかった。

そこから遠距離が始まった。

楽ではなかった。

新幹線代。

仕事。

時間。

会いたい日に会えない。

電話しながら寝落ちする日。

喧嘩もした。

でも。

前とは違った。

「寂しい」

ちゃんと言った。

「会いたい」

ちゃんと言った。

「怖い」

ちゃんと言った。

* * *

二年後。

美咲が東京へ戻った。

俺は駅まで迎えに行った。

大きなスーツケース。

「ただいま」

「おかえり」

そして。

美咲が言った。

「ねえ」

「何」

「もう遠距離嫌」

「俺も」

「一緒に住まない?」

「住もう」

即答した。

同棲。

最初は楽しかった。

その後、現実が来た。

洗濯。

食器。

家賃。

ゴミ出し。

生活リズム。

「なんで靴下そこ置くの?」

「後で片付ける」

「後でっていつ?」

「後で」

喧嘩もした。

でも。

夜になると同じベッドに入った。

朝になると同じ家から出た。

それだけで良かった。

* * *

同棲から一年後。

朝。

8時12分。

久しぶりに、二人であの電車に乗った。

美咲が言う。

「懐かしい」

「まだこの時間混んでるな」

「変わらないね」

偶然。

最初に美咲が座っていた席が空いた。

「座れば?」

俺が言う。

「いいの?」

「どうぞ」

美咲が座る。

俺は真正面に立った。

吊り革を握る。

美咲が脚を組む。

「これも懐かしい」

「やめろ」

「なんで」

「思い出すだろ」

「何を?」

「分かってるだろ」

美咲が笑う。

電車が揺れる。

ほんの少しだけ距離が近づく。

美咲が俺を見る。

「ねえ」

「ん?」

「もう毎朝探さなくていいね」

「何で?」

「同じ家から出てるから」

俺は笑った。

そして。

ポケットに手を入れた。

小さな箱。

「じゃあ」

「?」

「これからもずっと、探さなくていいようにする?」

美咲の顔が止まる。

俺は箱を開ける。

「結婚してください」

美咲は何も言わなかった。

ただ。

泣いた。

めちゃくちゃ泣いた。

電車の中でのプロポーズ
――「これからもずっと、探さなくていいようにする?」

「電車でやる?」

泣きながら笑う。

「ここがいいかなって」

「バカ」

「で?」

「何が?」

「返事」

美咲が涙を拭く。

「する」

「する?」

「結婚する」

電車が揺れる。

二人で笑った。

* * *

数ヶ月後。

結婚式。

友達。

家族。

写真。

指輪。

美咲はドレス姿でもやっぱり俺より大きかった。

「身長差すごいな」

俺が言う。

「今さら?」

「写真で見るとさらに」

「かわいい夫ですね」

「やめろ」

二人で笑う。

披露宴の最後。

美咲が俺に言った。

「ねえ」

「ん?」

「最初に電車で会った時さ」

「うん」

「まさか結婚するとは思わなかった」

「俺も」

「膝当たっただけなのに」

「それ結婚式で言うな」

笑った。

でも。

本当にそうだった。

ほんの数センチ。

ただ偶然縮まった距離。

それだけだった。

それが。

名前を知って。

話すようになって。

好きになって。

付き合って。

一緒に眠るようになって。

喧嘩して。

離れて。

泣いて。

もう終わったと思って。

それでももう一度会って。

一緒に暮らして。

結婚した。

* * *

数年後。

朝。

「起きて」

美咲の声。

「あと5分」

「遅れるよ」

「今日何時?」

「8時」

俺は目を開ける。

時計を見る。

「やば」

飛び起きる。

美咲が笑っている。

「昔は8時12分の電車に間に合わせてたのにね」

「今でも乗れる」

「無理無理」

「走れば」

「朝ごはん食べて」

「はい」

玄関。

靴を履く。

美咲が先に出る。

俺は鍵を閉める。

「ねえ」

美咲が呼ぶ。

「何?」

「早く」

「はいはい」

並んで駅へ向かう。

昔。

俺は毎朝、あの車両に乗るたびに考えていた。

今日はいるかな。

あの席を見る。

いたら嬉しい。

いなければ少し寂しい。

でも今は。

もう探さなくていい。

朝8時12分。

俺がずっと探していた人は、

今日も隣で、

「遅れるよ」

と笑っている。

「8時12分の向かい側」美咲グッズ

物語を最後まで読んでくださった方へ。
あの“8時12分”のヒロイン・美咲が、グッズになりました。

短編小説『8時12分の向かい側』美咲グッズ

ベージュのコートと青いデニムが印象的な、美咲のオリジナルグッズです。
物語の余韻と一緒に、ぜひ手元でも楽しんでください。

美咲のグッズを見る

「音楽が好き」の、その先を聞いてみる。人との出会いを重ねて考えたこと

最近、音楽や表現に関わる人たちと、Zoomなどで一人ひとり話しています。

歌っている人、楽器を演奏している人、バンドで活動している人。学校で音楽を学んでいる人もいれば、普段は別の仕事をしながら、自分のペースで表現を続けている人もいます。

何をしているのか。何をきっかけに始めたのか。これからどうなっていきたいのか。

そんな話を聞きながら、俺自身の活動や、企画している交流の機会についても伝えています。

歌を作る。練習する。ライブをする。SNSで発信する。

音楽活動というと、そういう部分が一番見えやすいと思います。でも今は、それと同じくらい、人と直接話す時間も大切にしています。

なぜ、そこまで人に会うのか。

今回は、この活動を通して考えていることと、以前から持っている想いが、どうつながっているのかを書いてみようと思います。

以前、ブッキングライブに月何本も出演していた頃の経験と、これから作りたい場所について書きました。

【ぶっちゃけ話】ブッキングライブに月何本も出てた時の話 →

「自分を見てほしい」の先を考えたい

以前の記事では、ライブに出る回数を増やすことと、自分の音楽が人に届くことは、必ずしも同じではないという話をしました。

経験を積むことには意味がある。でも、出演し続けていれば、そのうち何とかなると思っているだけでは、変わらないこともある。

そこで俺が考えるようになったのが、来てくれる人の側から、自分の活動を見直すことでした。

時間を使って、交通費をかけて、チケットを買って来てくれる。その人に、どんな時間を持ち帰ってもらいたいのか。

これは、今やっている交流の活動にも、そのままつながっています。

Zoomで話す時間も、相手が自分の時間を使ってくれていることに変わりはありません。

だから、こちらの紹介や案内だけで終わらせたくない。

相手が今、何を頑張っているのか。何に興味があるのか。これから、どんな機会があったらうれしいのか。

自分が伝えたいことを伝えると同時に、相手にとって意味のある時間になっているかも考えたい。

ライブと会話では、やっていることは違います。でも、相手の立場に立って考えたいという想いは、一緒です。

同じ「音楽が好き」でも、欲しい出会いは違う

一人ひとりと話していると、音楽に関わる人を一括りにはできないと感じます。

大きなステージに立ちたい人。
演奏や歌で生活できるようになりたい人。
仕事と両立しながら、長く活動を続けたい人。
新しいバンドメンバーを探している人。
自分の作品を、もっと多くの人に届けたい人。

それぞれに目指している方向があるし、今いる段階も違います。

「音楽の人脈を広げたい」という言葉も、よく考えると、いろいろな意味があります。

一緒に制作する人と出会いたいのか。演奏の機会を見つけたいのか。活動について相談したいのか。まずは、音楽の話ができる友達がほしいのか。

ここを聞かないまま、「交流会があるから来てよ」と言うだけでは、その人に合っているか分かりません。

出会う人数が増えること自体は、うれしいです。でも、連絡先が増えることと、必要な関係が生まれることは、別の話だと思います。

その人は、どんな出会いを求めているのか。

まずはそこを知る。そのうえで、紹介できる機会があるなら、なぜ合いそうだと思ったのかも伝える。

そんな関わり方をしていきたいです。

夢の大きさだけで、その人の真剣さは測れない

俺自身は、大きな目標を持って音楽をやっています。

ただ、自分がそうだからといって、出会う人全員に、同じ目標や活動量を求めたいわけではありません。

音楽を仕事にしたい人もいれば、今の仕事を続けながら表現したい人もいる。生活の中に、ずっと音楽があってほしいという人もいると思います。

目標をはっきり言える人もいれば、経験しながら、自分の方向を探している人もいます。

そこで、「プロになりたいと言わないから本気じゃない」とか、「すぐ参加できないから意欲がない」と判断するのは、違うと思う。

学校もある。仕事もある。移動にかかる時間もある。使えるお金や、予定を決められるタイミングも違う。

やりたい気持ちがあっても、今すぐ動けないことはあります。

だから、将来の話と同じくらい、今の生活の話も大事にしたいです。

何曜日なら動きやすいのか。どんなペースなら続けられるのか。今は挑戦を増やしたい時期なのか、それとも、目の前の活動を整えたい時期なのか。

その人の真剣さを理解するには、目標だけでなく、その目標にどう向き合っているかを聞く必要がある。

自分のやり方を、そのまま人に当てはめない。これは、これから場を作っていくうえでも、大切にしたいことです。

SPOTを考えるなら、まず、そこに来る人を知りたい

以前の記事で、将来作りたいカフェバー「SPOT」について書きました。

音楽に関わる人が集まり、その人の活動が、さらに誰かに届いていく場所を作りたい。

ただ、場所を用意すれば、自然に良い出会いが生まれるとは限らないと思っています。

人が集まっていても、初めて来た人が話に入れないかもしれない。出演できても、その後の活動につながらないかもしれない。主催する側が想像している楽しさと、参加する側が欲しいものが違うかもしれない。

そういうことを、始める前から全部分かるわけではありません。

だから今、人と話す中で知っていきたいんです。

どんな場なら、初めてでも参加しやすいのか。
どんな相手と話せたら、また来たいと思えるのか。
自分の活動を紹介するとき、何があると助かるのか。
交流したあと、次の一歩につながるには何が必要なのか。

俺が良いと思うものを作ることは大切です。でも、俺の想像だけで完成させてしまいたくない。

将来、人が集まる場所を作りたいなら、今、その人たちの話を聞く時間を持ちたい。

今の活動を、SPOTの完成や成功と同じように語るつもりはありません。まだ考えていることも、これから確かめたいことも、たくさんあります。

それでも、一人ひとりと話す時間は、どんな場所を作りたいのかを具体的に考えるための、大切な積み重ねになると思っています。

案内する側だからこそ、相手が選べるようにしたい

この活動では、俺の話を聞いてもらったり、イベントや交流の機会を紹介したりすることもあります。

当然、興味を持ってもらえたらうれしいし、参加してくれたらうれしいです。

でも、その気持ちが強くなりすぎると、相手の話を聞きながら、頭の中では参加につなげることばかり考えてしまうかもしれない。

そこは、自分でも気をつけたいと思っています。

案内するなら、どんな場なのかを具体的に伝える。何をするのか、どんな人と関われるのか、時間や費用はどうなっているのか。決まっていないことは、決まっていないと伝える。

そのうえで、相手が自分に合うかどうかを考えられるようにしたいです。

今回は予定が合わない。今は求めているものが違う。もう少し詳しく知ってから判断したい。

そういう返事も、普通にあっていいと思います。

一度参加してもらうことだけでなく、その後も安心して話せる関係でいられることを大切にしたい。

参加するかどうかだけで関係の価値を決めてしまったら、せっかく本人の話を聞いた意味が薄くなってしまう気がします。

話して終わりにしない。でも、一度の会話で分かったつもりにもならない

出会った人の活動や、やってみたいことを、あとから振り返れるように整理することも始めています。

話した内容を忘れずに、次の会話や案内につなげるためです。

新しいバンドを探していた人に、関係しそうな機会を伝えられるかもしれない。活動の幅を広げたい人に、別の分野の人との出会いを紹介できるかもしれない。

ただ、記録に残せたことが、その人のすべてではありません。

聞けなかったこともある。こちらが十分に理解できていないこともある。本人も、まだ言葉にしていない気持ちがあるかもしれません。

それに、人の状況は変わります。

新しい活動を始めたり、仕事が忙しくなったり、一緒に活動する相手が変わったりする。以前の目標が、今は少し違う形になっていることもあると思います。

だから、前に聞いた話は、次に話すための手がかりにしたい。

「この人はこういう人」と決めつけるために使うのではなく、「その後どうですか」と聞くために使っていきたいです。

俺自身も、プレイヤーとして挑戦し続ける

将来、場作りやプロデュースにも関わっていきたい。でも、俺自身の音楽活動も、これから続けていきます。

以前の記事で書いた、30歳までにアリーナで満員のワンマンライブをやるという目標も、自分自身が挑戦していく話です。

人に何かを提案するなら、自分も作って、届けて、うまくいかないことにも向き合っていたい。

曲を作る難しさ。人に知ってもらう難しさ。ライブに来てもらう難しさ。限られた時間の中で、何を優先するかという悩み。

自分もその途中にいるからこそ、聞ける話や、考えられることがあると思います。

もちろん、自分が経験したことだけで、誰の活動にも答えを出せるわけではありません。

だから、話を聞く。自分に分からないことは、ほかの人から学ぶ。音楽の外にも目を向ける。

自分の挑戦を続けることと、人との出会いを重ねること。その両方が、これからの活動につながっていくと思っています。

一貫しているのは、関わった人に良い時間を届けたいという想い

ライブ、楽曲制作、SNS、交流、そして将来の場作り。

並べると、いろいろなことをやっているように見えるかもしれません。

でも、俺の中では、つながっています。

自分の音楽を聴いてくれる人に、楽しんでもらいたい。ライブに来てくれる人に、来てよかったと思ってもらいたい。一緒に活動する人にも、その関わりが良い経験になってほしい。

そして、音楽を続けている人が、自分に合う仲間や機会と出会えたらうれしい。

関わってくれる人の時間や気持ちを大切にしながら、音楽を通して、良い時間や次の可能性を作っていきたい。

そこが、以前の記事から、今の活動まで続いている想いです。

音楽を大切にしているからこそ、曲やステージだけでなく、それを誰に、どう届けるのかまで考えたい。

人との関係を大切にしたいからこそ、自分の活動を知ってもらうだけでなく、相手の活動も知りたい。

そして、良い場所を作りたいからこそ、まずは一人ひとりと向き合うところから始めたいです。

これからも、一つひとつの会話から

今やっている会話が、すぐに共演や共同制作につながるとは限りません。イベントへの参加が、その場で決まらないこともあります。

それでも、お互いが何をしているのかを知ることには意味があると思います。

あとから何かの機会が生まれたときに、顔が浮かぶ。活動の変化をきっかけに、また話せる。前に聞いた言葉を思い出して、連絡できる。

そんな関係を、少しずつ増やしていきたいです。

俺も、まだ道の途中です。どんな場や関わり方が良いのか、実際に人と話しながら考えているところです。

だから、これからも会って、聞いて、考えて、動く。自分の音楽も、ちゃんと磨いて届けていく。

音楽や表現に関わっている方。
これから何か始めてみたい方。
一緒に活動する仲間や、気軽に話せる相手を探している方。

よかったら、今取り組んでいることや、これからやってみたいことを聞かせてください。

以前の記事で書いた想いを、言葉だけで終わらせず、日々の活動につなげていきたい。

その一つが、今、一人ひとりと話しているこの活動です。

音楽が人に届くこと。人と人が出会うこと。そこから、新しい楽しみや可能性が生まれること。

そのために、これからも動いていきます。

イマドン

今回の活動につながる想いを書いた記事

【ぶっちゃけ話】ブッキングライブに月何本も出てた時の話 →

【ぶっちゃけ話】ブッキングライブに月何本も出てた時の話

今日はちょっとぶっちゃけた話をします。

今でこそ俺は、ブッキングライブにほとんど出なくなったけど、昔は結構出てました。

多い時で月4〜5本くらい。

「とにかく現場に出た方がいい」
「ライブをたくさんやって経験値を積んだ方がいい」
「ライブハウスに出続けていれば、そのうちお客さんも増える」

当時は俺も、そんなことを思ってた。

実際、経験値を積むという意味では全然無駄じゃなかったと思う。

ステージ慣れもするし、MCも少しずつ分かってくるし、機材トラブルとか予定外のことが起きた時の対応力もつく。

だから、期限を決めてやるなら全然アリ。 「半年間だけ月3〜4本出て、徹底的に現場経験を積む」みたいなやり方なら、俺はむしろ良いと思ってる。

ただ。

これ、延々とやり続けるものなのか?

って途中から思うようになった。

自分がお客さんだったら、毎月行ける?

一番大きかったのはこれ。

自分がお客さん側になって考えてみたんです。

応援しているアーティストがいる。

その人を見るために2,000〜3,000円、高いところなら4,000円くらいのチケットを買う。

さらにドリンク代がかかることもある。交通費もかかる。

そこまでして会場に行って、実際にその人を観られる時間は、

だいたい20〜30分。

もちろん1回ならいい。

「ライブ行ってみよう!」ってなる。

でもこれが毎月だったら?

しかも月2回、3回になったら?

よっぽどその人のことが好きじゃないと
キツくない?

俺自身、好きで応援している人だったとしても、全通は普通にキツいと思う。

時間もお金も使うからね。

ましてや、まだそのアーティストをよく知らない人に「ライブやるから来て!」って言って、いきなり2,000〜4,000円払って20〜30分のステージを観てもらう。

駆け出しのシンガーにとって、これってそもそも入口のハードルが高すぎるんじゃないか?

月4〜5本ライブをやっても、お客さんは増えなかった

俺自身、多い時には月4〜5本ライブしてました。

じゃあライブをやればやるほど、お客さんが増えていったのか。

全然そんなことなかった。

もちろん俺自身の実力不足もあると思う。

でも、それだけの問題でもない気がした。

ライブハウスって、普段行かない人からすると結構入りづらい。

地下に降りていく。
中は薄暗い。
閉鎖的。
場所によってはタバコ臭かったりする。

そこに一人で入って、知らないアーティストが何組も出演するイベントを数時間観る。

ライブハウスに慣れてる人からしたら普通かもしれない。

でも、ライブハウス文化を知らない友達を初めて誘う側になって考えてみてほしい。

普通に怖くね?

しかも、その人が観たいのは自分だけかもしれない。

それなのに数時間拘束される可能性がある。

そんなんで簡単に音楽が広まるほど、人の心って単純じゃないと思う。

「自分がお客さんなら推せるか?」で考えるようになった

そこから俺は、

自分がお客さんだった時に推せないことは、なるべくしない。

という考え方になった。

そしてブッキングライブに出るのをやめた。

もちろんブッキングライブそのものを否定してるわけじゃない。

経験を積める。
ミュージシャン同士で繋がれる。
新しい出会いがある。
ライブハウスの音響で歌える。

メリットはいくらでもある。

ただ、「集客を増やしたい」「もっと自分の音楽を広めたい」という目的に対して、それだけを延々続けるのは違うんじゃないかと思った。

だったら年1回でもワンマンをやった方がいい

そこで俺は、

それなら年1回でもいいから、自分のワンマンライブを作った方がいい。

と思うようになった。

正確には今の俺は「必ず年1回」と決めているわけではなく、タイミングを見ながら不定期で開催してる。

でも、自分自身が主役になって、一つの世界観を最初から最後まで作れるライブには大きな意味があると思ってる。

実際、ワンマンライブをやるようになってから、少しずつだけど確実に観てくれる人は増えてきた。

イマドン ライブ イマドン ライブ

もちろん「ワンマンやれば勝手に増える」なんて話ではない。

そこまでに何ヶ月も告知する。
SNSを更新する。
一人ひとりに声をかける。
企画を考える。
来てくれる人がどうしたら楽しめるか考える。

めちゃくちゃ大変。

でも少なくとも俺は、

「また同じブッキングライブに出ます。来てください!」を毎月繰り返すより、こっちの方が自分のやりたい音楽活動に近い。

と感じた。

ライブハウス以外にもやり方なんていくらでもある

「でも駆け出しなんだから、ライブハウスに出るしかないじゃん」

って言う人もいると思う。

本当にそうかな?

本当に音楽を届けていきたいなら、そろそろ自分で考えていく必要があると思う。

例えばスタジオを借りる。
友達やファンを呼ぶ。
参加費500〜1,000円くらいにする。
飲食物持ち込みOKにして、ライブパーティーみたいにする。

例えばこんな感じ。

ライブパーティーのイメージ
例えば、こんな距離感で楽しめるライブパーティー。

これだったら結構自由にできる。

持ち時間も自分で決められる。
企画内容も決められる。
トークしてもいい。
ゲームしてもいい。
一緒に歌ってもいい。
写真撮影の時間を作ってもいい。

そして何より、

自分を目当てに来てくれた人が、自分のために時間を使える。

応援してる側からしても、その方が幸せな場合って結構あると思う。

もちろんこれが唯一の正解じゃない。

大事なのは、

「どうしたら来てくれる人が楽しめる?」

を考えること。

そういう工夫もせずに、

「俺を見て!」
「私の歌を聴いて!」
「ライブ来て!」

だけを繰り返すのは、そろそろ時代に合わないと思う。

それでも「俺はライブハウスの爆音と音響が好きなんだ!」「お客さんが増えなくても、とにかくこのスタイルで音楽をやりたい!」なら、それはそれで全然いいと思う。

本人が幸せなら。

ただ、音楽も、いや、どんな業界も結局は人対人だから。

「自分だけは特別」を一回捨ててみる

もちろん、圧倒的な才能があれば話は違うかもしれない。

歌った瞬間に全員振り向く。
一曲聴いただけでファンになる。

そんな人も世の中にはいると思う。

でも、それってほんの一握り。

「自分だけは特別」
と思いすぎない方がいいと思ってる。

まあミュージシャンって、そう思っちゃいがちなんだけどさ(笑)。

誤解されたくないけど、制作努力を否定してるわけじゃない。

曲を書く。
歌を練習する。
楽器を練習する。
アレンジを勉強する。

全部大事。

俺だってそこはずっとやる。

良い音楽を作る能力と、それを人に届ける能力は別物。

ここを混ぜちゃいけないと思う。

ちょっと脱線するけど、ファンとの距離感の話

同じような活動スタイルの女性シンガー、特に若い人を見ていて思うこともある。

もちろん全員じゃない。

ただ、ファン層を見るとかなり年齢の離れた男性が多かったりするケースがある。

お互いが納得していて、健全な関係なら何も問題ない。

でも、ファンとの距離感が近くなりすぎてトラブルになってる話も結構聞く。

もちろん迷惑をかける側が悪い。これは大前提。

ただ同時に、

「自分は音楽活動を通して何がしたいのか?」
は、アーティスト側も明確にしておいた方がいいと思う。

そんなトラブルに疲弊するために音楽始めたわけじゃないでしょ?

「年上の方がお金持ってるから」という言葉に違和感があった

以前、知り合いのミュージシャンからこんなことを言われたことがある。

「でも中年の人は同世代よりお金持ってるんだもん」

「最終的に年上の層をターゲットにした方がいいじゃん」

俺はこれを聞いた時、かなり違和感があった。

年齢によって可処分所得に差がある、というマーケティング上の分析自体を否定したいわけじゃない。

でも、

本気で歌を届ける方法について考える前に、「誰がお金を持ってるか」だけを考えるのは違うんじゃないか?

と思った。

それが目的なら、極端な話、接客業など別の仕事でもいい。

店によってはカラオケだってある。

俺自身、音楽にずっと向き合ってきたからこそ、音楽を単純に「誰からお金を取るか」だけで考える価値観とは合わなかった。

その人とは一時期仲良くしてたけど、そういう小さな価値観のズレが積み重なって、最終的には連絡先も全部ブロックした。

まあ、これはあくまで一例。

何が言いたいかというと、

俺は適当に音楽をやってない。

だからこそ、音楽に対する根本的な価値観が違いすぎる人とは、無理に一緒にいる必要はないと思ってる。

集客の相談相手、本当にその人で合ってる?

活動に悩んで、学校の先生に相談する人もいると思う。

音楽の専門学校なら、音楽の基礎や演奏、制作について詳しい先生はたくさんいる。

でも、

音楽のプロとマーケティングのプロは別。

ここは結構大事だと思う。

先生だからといって、必ずしも集客やマーケットについて詳しいとは限らない。

もちろん現役で活動しながら教えていて、マーケティングにも詳しい先生はいると思う。

だから「先生は売れてないから意味ない」と一括りにするつもりはない。

ただ、相談内容によって相手を変えた方がいい。

歌についてならボイストレーナー。
作曲なら作曲家。
ミックスならエンジニア。
そして集客なら、実際に人を集めている人。

音楽業界じゃなくたっていいと思う。

交流会でもいい。イベントでもいい。パーティーでもいい。

何百人、何千人とコミュニティを作っている人がいたら、「どうやって人を集めてるんですか?」って聞いてみればいい。

ミュージシャンよ。
変なプライド持たずに、もっといろんな業界の人の話聞こうぜ。

だから俺は「SPOT」を作りたい

色々言ったけど、結局俺がこういうことを考えるのは、

同じように悩んでるミュージシャンがたくさんいると思うから。

「ライブやっても人が来ない」
「SNSやっても伸びない」
「どうやって自分の音楽を知ってもらえばいいの?」
「ライブハウスに出続けるしかないの?」

そういう人たちと、いつか手を繋げる場所を作りたい。

そこで考えているのが、

カフェバー
「SPOT」
SPOT イメージ1 SPOT イメージ2 SPOT イメージ3

ただ飲食できるだけの場所にはしたくない。

ただライブができるだけの場所にもしたくない。

そこに出演したら、ちゃんとそのアーティストの認知が広がっていく。

そんな場所にしたい。

俺自身もプレイヤーとしてずっと音楽を続けながら、将来的には場作りとかプロデュース側のこともやっていきたいと思ってる。

ただ、やるなら中途半端には始めたくない。

場所だけ作って「出演者募集!」「集客は各自でお願いします!」では、今ある問題とそんなに変わらない。

だからSPOTを始めるなら、

その場所自体が最初からたくさんのファンを持っている状態にしたい。
じゃないと意味がないと思ってる。

そのためにも、まず俺自身が結果を出す

だからこそ俺は、自分自身がプレイヤーとして説得力を持ち続けたい。

その一つとして立てている目標が、

30歳までに
アリーナで満員のワンマンライブをやる。

デカい目標だと思う。

でも、それくらいのことを本気で目指してる人間が作る場所だからこそ意味があると思ってる。

いつか、

日本の音楽家代表「イマドン」がプロデュースした、
アーティストが羽ばたいていく場所。

そんなものがあったら最高じゃん。

ファンの皆にも幸せになってほしい。

音楽やってる人にも幸せになってほしい。

だからまずは俺自身が動く。

ワンマンライブも、タイミングを見ながら開催してる。
TikTokも最近は毎日更新を心がけてる。
会いたい人には「忙しい」を言い訳にしないで会いに行く。
企画もめちゃくちゃ考える。

表ではあまり言ってないけど、発信者同士が繋がれる交流会に参加したり、自分で主催したりもしてる。

さらに今、

実は、こんなものも作ってます。 ワンマンライブをやる人向けの集客管理ツール。

近いうちにリリースする予定です。無料ではないけど、できるだけ低コストで、アーティストの集客負担を減らせるものにしたいと思ってる。

これは期待しててください。

だって、ファンの皆が大好きだから

なんでそこまでやるの?

って言われたら、結局これなんですよ。

ファンの皆が大好きだから。

友達も。

家族も。

自分に愛を持って接してくれる人には、みんな幸せになってほしい。

俺の音楽活動によって誰かが笑ってくれたり、

「今日来てよかった」
「この曲に出会えてよかった」
「また明日から楽しもう」

って思ってくれたら、それが一番の活力になる。

だから、ライブもやる。
ライブ以外のこともやる。
SNSもやる。
企画も作る。
人にも会う。
必要なら新しい仕組みだって作る。

とにかく、俺はマジで適当に音楽やってない。

ただし、全員にお人好しになるつもりもない。

イマドンに愛を持って接してくれる人には、俺も最大限の愛で返していく。

それでいいと思ってる。

最後に

ブッキングライブに月何本も出ていた経験は、俺にとって無駄じゃなかった。

むしろ、やったから分かった。

「ライブをたくさんやること」と
「音楽がたくさんの人に届くこと」は同じじゃない。

経験値を積むためにライブハウスに出る。

それはいい。

でも、目的を見失ったまま惰性で続ける必要はない。

ライブハウスでもいい。
ワンマンでもいい。
スタジオライブでもいい。
SNSでもいい。
交流イベントでもいい。
まだ誰もやってない方法でもいい。

大事なのは、

「自分をどう見てもらうか」だけじゃなく、
「相手にどう楽しんでもらうか」を考えること。

音楽は一人で作れるかもしれない。

でも、音楽活動は一人では成立しない。

結局、人対人だから。

俺自身、まだまだ道の途中です。 でも、愛を持って
どこまでも歌っていくぜ。
ライブも、ライブ以外の活動も。

もしかしたら近いうちに、
いい発表ができるかもしれません。 楽しみにしててください。

イマドン

【重要】なりすましアカウントにご注意ください

IMPORTANT NOTICE

【重要】TikTok上の「イマドン」なりすましアカウントにご注意ください

⚠️ 現在、TikTok上でイマドンになりすました偽アカウントが確認されています。

偽アカウントは、イマドン本人の名前・プロフィール・写真・投稿動画などを使用し、 実際にファン・フォロワーの方へフォローやDMを送ったり、 グループチャットへ招待したりしていることが確認されています。

現時点では、こうした連絡から 金銭詐欺・個人情報の取得・外部サービスへの誘導・アカウント乗っ取り等の被害につながる可能性があります。

不審なアカウントから連絡を受けた場合は、 返信・リンクのクリック・個人情報の送信・送金などは絶対に行わないようお願いいたします。

確認されている偽アカウント

現在確認されているなりすましアカウントのスクリーンショットです。

TikTok上のイマドンなりすましアカウント

※画像をタップすると拡大表示できます。

実際に送られているDMについて

偽アカウントから、ファンの方へ以下のようなメッセージが送信されています。

イマドンなりすましアカウントから送られたDM

※画像をタップすると拡大表示できます。

このように、すぐに金銭を要求するのではなく、 「ファンですか?」「個人的に知っていますか?」などと会話を始め、 本人と直接やり取りしていると思わせながら信頼関係を作ろうとするケースがあります。

今後考えられる手口

現時点で相手の最終的な目的を断定することはできませんが、 一般的ななりすましアカウントでは、以下のような手口につながる可能性があります。

① 金銭詐欺の前段階

しばらく普通に会話を続けて信用させたあと、 「限定イベント」「プレゼントの発送費」「ファンクラブへの登録」 「マネージャーへの連絡」「困っているので助けてほしい」などの名目で、 金銭を要求する可能性があります。

② LINE・Telegram・WhatsAppなどへの誘導

「もっと個人的に話したい」などと言って、 TikTok以外のLINE・Telegram・WhatsApp等へ誘導し、 その後に詐欺や不審な勧誘を行う可能性があります。

③ 個人情報の収集

本名、年齢、住所、電話番号、勤務先、家族構成などを、 普通の会話を装いながら聞き出そうとする可能性があります。

「あなたは私を個人的に知っていますか?それとも私のファンですか?」 といった質問も、相手がどの程度イマドン本人のことを知っているのか確認しながら、 会話を進めようとしている可能性があります。

④ アカウント乗っ取り・フィッシング

「投票してください」「認証してください」「ファン登録はこちら」 「このリンクを確認してください」などとURLを送信し、 TikTok・Instagram・Google等に似せた偽ログインページへ誘導して、 IDやパスワードを盗もうとする可能性があります。

偽アカウントから連絡が来た場合

  • DMには返信しない
  • 送られてきたURLを開かない
  • LINE等の外部サービスへ移動しない
  • 住所・電話番号・本名等の個人情報を送らない
  • 金銭を送らない
  • ログインID・パスワード・認証コードを入力・共有しない
  • TikTok上でブロック・通報する

イマドン本人・公式からのお願い

イマドン本人・公式アカウントから、 突然ファンの方へ金銭を要求したり、 不審な外部サイトへの登録を求めたり、 パスワードや認証コードを聞いたりすることはありません。

また、「本人と個人的に連絡できる」ことを理由として、 金銭の支払いを求めることもありません。

今回確認されているもの以外にも、 アカウント名・プロフィール画像・ユーザー名などを変更した 新しいなりすましアカウントが作成される可能性があります。

「イマドン本人かもしれない」と思った場合でも、 少しでも不審に感じた場合は、その場でやり取りを続けず、 必ず公式サイト・公式SNSをご確認ください。

⚠️ 現在進行形でファンの方への接触が確認されています

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※本ページに記載している「考えられる手口」は、現時点で偽アカウントの目的を断定するものではありません。 なりすまし行為から想定される被害を未然に防ぐため、注意喚起として掲載しています。


イマドン / imadon.jp

日本の教育は“正解を当てる能力”は教えるけど、“自分で正解を作る能力”をどれだけ教えているんだろう?

最近改めて思うんだけど、

結局人生って、

「いい高校に入れたか」でも、
「いい大学を出たか」でも、
「大手企業に入れたか」でも、
「社会的ステータスの高い嫁さん・旦那さんと結婚できたか」でもなくて、

結局、
「自分は何したいの?」
でしかなくね?

もちろん東大に行きたいなら東大に行けばいいし、 大企業で働くのが夢ならそこを目指せばいい。

結婚して家庭を持つことが一番の幸せだと思うなら、それもめちゃくちゃ素敵だと思う。

俺が違和感あるのはそこじゃない。

「それ、本当に自分が欲しくて選んだの?」

ってところ。

手段が目的になってるでしょw

本来、

いい学校に行くのも、
いい会社に入るのも、
お金を稼ぐのも、
結婚するのも、

全部、

「自分が送りたい人生を実現するための手段」

だったはずだと思う。

なのにいつの間にか、

大学に入ること自体がゴールになって、
内定を取ること自体がゴールになって、
結婚すること自体がゴールになって、

その先で

「で、それを手に入れて何がしたかったんだっけ?」

が抜け落ちる。

THIS IS THE POINT 手段が目的になってるでしょw

たとえば、

「いい大学に行きなさい」

って言われたとして。

じゃあ、

なんのために?

良い仕事に就くため?

じゃあ良い仕事って何?

給料が高いこと?
福利厚生が充実してること?
有名企業であること?

じゃあそこで毎日働いて、 自分が全然楽しくなかったら?

何のためにその会社に入ったんだろう。

ってなる。

逆算する方向、逆じゃない?

「何になりたい?」より先に「どう生きたい?」じゃない?

子どもの頃によく聞かれる。

「将来何になりたいですか?」

医者。
先生。
公務員。
美容師。
会社員。
ミュージシャン。

でも今思うと、

いきなり職業から考えるのおかしくね?

と思う。

それより先に聞くべきなのは、

  • どんな毎日を送りたい?
  • どこに住みたい?
  • どんな人たちと過ごしたい?
  • 朝は何時に起きたい?
  • 自由な時間はどれくらい欲しい?
  • 何にお金を使いたい?
  • どれくらい稼ぎたい?
  • 仕事を人生の何%くらいにしたい?
  • どんな時に「生きてて楽しい」と思う?

こっちじゃない?

その答えが出てから、

「じゃあ、その人生を実現するにはどんな仕事が合ってる?」

「大学に行く必要ある?」

「資格いる?」

「会社員がいい?」

「自分で仕事を作った方がいい?」

って考えればいい。

職業から人生を決めるんじゃなくて、
人生から職業を決める。

多分こっちの方が自然なんだと思う。

日本の教育って「正解を当てる」のはめちゃくちゃ教えてくれる

日本の学校教育を全部否定するつもりは全くない。

国語も数学も歴史も英語も、 学ぶ意味はある。

数学を通じて論理的に考える力もつくし、 歴史を知ることだって大切。

ただ、

学校って基本的に、

問題が出される
↓
正しい答えを探す
↓
正解すれば評価される

という世界じゃん。

「この問題の答えは何?」

を解く練習は何年間もする。

じゃあ、

「答えがそもそも存在しない問題」を考える練習はどれくらいした?

と思う。

人生ってむしろ、 そっちばっかりじゃん。

誰と付き合う?
どこで働く?
結婚する?
子どもを持つ?
夢を追う?
安定を取る?
お金と時間、どっちを優先する?

そんなの教科書の最後のページを見ても答え載ってない。

だから人生で必要になるのって、

正解を「当てる能力」より、
自分なりの正解を「作る能力」
なんじゃないかと思う。

因数分解もいいけど、ライフシフトの授業もっとやらない?

ここは前から本当に不思議。

因数分解を勉強することが悪いわけじゃない。

でも、

全員が何年間も数学を勉強する一方で、 ほぼ全員が実際に使う

  • お金
  • 時間
  • 仕事
  • 人間関係
  • 人生設計

については、社会に出てから急に

「はい、自分で何とかしてください」

ってなる。

なんで?w

普通に考えて、義務教育で

  • ライフシフト・人生設計
  • タイムマネジメント
  • マネーマネジメント
  • キャリアデザイン
  • コミュニケーション
  • 交渉・断り方
  • 税金・保険・社会保障
  • クレジットカードや借金の仕組み
  • 投資と複利
  • SNS・広告・情報の見極め方
  • 会社員・副業・フリーランス・起業など働き方の違い

この辺もっとやってよくない?

「年収300万円だったら手取りはいくらで、 家賃いくらなら現実的でしょう?」

みたいな問題、 因数分解と同じくらい試験に出てもよくない?

むしろ人生ではそっちの方が遭遇率高いでしょ。

「良い会社に入ったら安泰」も、よく考えたら目的じゃない

「安定した会社に入りなさい」

という言葉もよく聞く。

もちろん安定した収入は大事。

俺だってお金は欲しい。
むしろちゃんと稼ぎたい。

でも、

会社が安定していることと、 自分の人生が安定していることって別物だと思う。

仮に超大手企業に入って、 周りから

「すごいじゃん!」

って言われたとしても、

本人が日曜の夜になるたびに憂鬱で、 毎朝死んだ顔で電車に乗って、 休日も仕事のことばっかり考えているなら、

それって本当に「人生成功」なのかな。

逆に、

世間的にはそこまで大層な肩書きがなくても、 好きな仕事をして、 必要なお金を稼げて、 好きな人と過ごせて、 自分の時間もあって、

「今日もまあ楽しかったな」

って眠れるなら、 そっちの方がよっぽど豊かな場合もある。

どっちが正解という話じゃない。

大事なのは、

「俺にとっての安定って何?」
「私にとっての成功って何?」

を自分で決めることだと思う。

世界的に見ても「日本の普通」が唯一の普通ではない

海外を見れば、 学び方も働き方もキャリアの作り方も本当にいろいろある。

一度働いてから大学に戻る人もいる。

何度も転職する人もいる。

途中で全然違う職種に変える人もいる。

複数の仕事を掛け持ちする人もいる。

長期間旅をして、 そこからキャリアを考え直す人もいる。

だから、

18歳くらいで進路を選び、
22歳くらいで就職して、
そこから一直線にキャリアを積み上げる。

という日本で馴染みのあるルートも、

数ある人生設計のひとつでしかない。

それが悪いんじゃない。

ただ、

「そこから外れたら終わり」

みたいな空気はさすがに違うよなと思う。

そもそも自分が「どうしたいか」を言える人って意外と少ない

とはいえ、

「じゃあ好きに生きればいいじゃん」

と言われても、 実はこれが結構難しい。

「あなたはどうしたい?」

って聞かれた時に、

親の意見。
世間体。
友達の目。
恋人の機嫌。
SNSで流れてくる成功者。
年齢相応という謎の基準。

そういうものを一旦全部どかして、

「いや、私はこうしたい」

と言える人って、 意外と少ないと思う。

大学に行った方がいい?

じゃなくて、「自分がやりたいことに大学は必要?」

結婚した方がいい?

じゃなくて、「自分は結婚したい?」

会社辞めても大丈夫?

じゃなくて、「どんな生活をしたくて、そのために何が必要?」

主語を自分に戻した瞬間、 質問自体が変わってくる。

『女子のコミュ力』、これ普通に男も読んだ方がいいと思う

BOOK RECOMMEND

最近、小田桐あさぎさんの 『女子のコミュ力』 という本を読んでいて、

「あー、これ俺が最近発信してることとかなり近いな」

と思った。

タイトルには「女子」と入ってるけど、 女子はもちろん、普通に男も読んだ方がいいと思う。

というか、 コミュニケーションって 「相手に好かれる方法」とか 「うまい返し方」だけじゃないんだよね。

その前に、

「自分はどう感じてる?」
「自分はどうしたい?」

を理解して、 それを相手に伝える必要がある。

恋愛でも仕事でも友達関係でも、 ここが曖昧なままだと、 ずっと他人に人生のハンドルを握られることになる。

人生のテストには模範解答がない

学校のテストなら、

答えは先生が持っている。

でも人生では、

先生も、親も、上司も、 正解を持ってない。

だって、

その人たちは俺の人生を生きたことがないから。

アドバイスは聞けばいい。

経験者の話も参考にすればいい。

でも最後は自分で決めるしかない。

そして多分、 正解を選ぶんじゃなくて、

自分が選んだ道を、
後から「これで良かった」と思える人生にしていく。

それが人生なんじゃないかなと思う。

いい高校に入る。

いい大学に行く。

優良企業に入る。

結婚する。

家を買う。

お金を稼ぐ。

全部いい。

でもそれ自体を人生のゴールにした瞬間、

手段が目的になってるでしょw

って思う。

俺だったら音楽をやりたい。

自分が作った曲を届けたい。

もっと大きな会場でライブがしたい。

好きな人たちと面白いことをしたい。

ちゃんと稼ぎたい。

自由な時間も欲しい。

だから、 そのために必要な手段を選んでいく。

世間から見て綺麗な経歴じゃなくてもいい。

誰かが作った人生の模範解答から外れててもいい。

最後に自分で振り返った時、

「あー、俺の人生ちゃんと俺がやったな」

と思えれば、 多分それでいい。

人生って、 誰かが出した問題の正解を当て続けるゲームじゃない。

自分で問いを作って、
自分で選んで、
自分なりの正解を作っていくものなんだと思う。

だから俺はこれからも、

「普通はどうする?」

より、

「俺はどうしたい?」

を基準に生きていきたい。